負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

「日本人は外国語を学ばなくていい」←これ真実だよな

普段このブログでは外国語や海外の事についてよく話してますけど、逆説的なことを言えば日本人って外国語勉強しなくてもいいんですよ。

「だって必要ないじゃん」と言われればそれまでで、外国語を勉強してる自分ですらそれは納得がいく。

 

結局日本って普通に良い国で、外国語の習得って優先順位全然高くないんですよ。

むしろ日本で裕福になりたいとか出世したいと思えば外国語みたいな効率の悪い事やってないで他のことを学んだ方がいいことはいくらでもある。

本当に貧しい国は自分の人生を変えるために必死に外国語を勉強しないといけなくて、英語が社会の上位層になるためには必須だったりするしそもそもその国から脱出しないといけない程行き詰ってる国もある。

その国で出世したり高度なものを学ぶには英語が必須で、海外への移民すら現実的に人生を変えるために必要な手段であることが多い。

 

そういう国の人と比べると日本人が外国語に対するモチベーションがないのは当たり前で、日本人が日本で日本語だけを使って一生暮らす人生でも世界的に見て結構幸せなんですよ。むしろその日本のなかでよりよく生きていける方法を模索することの方が外国語みたいな時間のかかる勉強よりもよほど重要で、外国語にしろ英語にしろ全然必要ないと言えば必要ないのも事実。

「これからは英語必要、絶対英語勉強しないとヤバイ」みたいに言う人がいるけど、この数十年日本語しか使えなくても問題ないしその内翻訳アプリみたいなのも発展してわりとマジで外国語必要ない時代が来るかもしれない。

 

ではなんでその状況で自分が今拘って外国語を勉強しているのかというと、一番の理由は日本を出たいし海外で生活したいし、外国人の友達とかがが欲しいから。

どうしても好きな国があってその国で生活したいし、そもそも日本という国に限界を感じているから海外脱出をするために外国語を勉強しているというのが本音。

日本ってもちろん良い国で自分には愛国心がないどころかむしろ人一倍ある。

ただその日本で幸せを感じられる人ってそんな多くなくて、実際幸福度は非常に低いのが実態だ。

また社会問題も非常に山積していて少子化の問題、年金問題、日本の労働文化の問題など良い国でありつつも悪い部分も多いし構造的に限界が近づいているのも事実。

 

単純に言って自分は日本で幸せじゃないし、一回海外を体験してみたいという前向きな思いもある。

日本を脱出したいという後ろ向きな思いと、海外に憧れがあるという前向きな感情があってその2つが組み合わさって今自分は外国語を勉強している。

 

とにかく海外行けば良くも悪くも生活激変して人生も激変するじゃないですか。その刺激や変化が欲しいからわざわざ外国語を勉強している。もちろんいい方向に変わる保証はなくてやっぱり日本がよかったとなって帰ってくる可能性も高い。

だけどとにかく人生を変えたいから海外に行きたい。

人生を変えるだけならわざわざ海外じゃなくても日本国内で十分に変えられるけど、そこに海外自体への興味や関心も加わってきて2つの目的がある。

「人生ヤバいから日本を脱出したい」と言っても、多分その努力を日本国内の努力に使えば普通に人生変わるんですよ。でも同時にそもそも海外に行ってみたいからという前向きな理由もあるから2つの目的で海外に行くという話なんです。

 

そして「日本人は外国語を学ばなくてもいい」というの実は括弧書きの条件付きで「日本で暮らすなら必要ない」、または「今のところ日本では必要ない」という条件がある。

そこまで日本が急速にグローバル化する可能性は高くないけども、日本自体がオワコンになって普通に日本で暮らしていても貧しくなる時代がやってくる。2,30年後のことも考えて今自分は外国語を勉強している。この10年だけを考えるならやっぱりそこまで外国語が必要ない。

 

ただ日本の社会構造も超少子高齢化で限界が来ていて、どんどん若者が減ってきてる。

しかも日本の文化もどんどん劣化していて、労働文化も元々酷い。単純に楽しいことがどんどん減ってきてるし、自分自身が負け組という事もあって思い切って人生変えたい。

勝ち組で恵まれてるなら日本って楽しくて仕方がない国なのは間違いない。

ただ自分はもう日本で勝ち組になることに限界を感じてるし、もうこの国で努力したくないなという思いもある。自分程度の人間が少し努力したところで劇的な変化はないし、想像の範囲内でちょっとよくなるぐらいという現実がある。

そもそも一回日本社会のレールから外れてるから普通のレベルへの復帰すら難しい。

 

それに加えて日本自体の文化もある程度想像がつくため「大体想像がつくことのためにそこまで頑張る気はないなぁ」というのが本音である。

もうある程度自分の年齢分生活してきていろいろ日本に飽きた部分もあるし、自分の能力もそれほどないし夢もあまりない。

日本って勝ち組ならもちろん最高の国、ただ現実的にそこにはたどり着かないし、自分の努力で手に入る範囲内のものって限られてるんですよ。とにかく自分は無能で負け組なのである。

だけど唯一の特技や好きなことが語学だからそれを生かして人生変えようって言う話になっている。今まで自分は自分の人生を諦めていたけど、海外で生活するというビジョンができてから急にやる気が沸くようになった。

 

ただ自分が偶然語学が好きで、それなりに勉強してきたから唯一自分の強みになってるってだけで、語学得意じゃない人や海外に興味ない人が自分と同じように語学を勉強したら人生変わるかって言ったらそうじゃない。

語学得意じゃなくて好きでも無くて、なおかつ海外に興味がなければ他の手段で日本の中で人生を変えるのが当然ながら現実的な手段だと言える。

自分の人生「語学」ぐらいしかもう可能性が残ってなくて、なおかつそれが好きだからこれだけ勉強してるだけに過ぎない。

 

現実的に人生変えようと思ったらいくらでも他に手法があるしむしろ大変な語学をわざわざ選ぶ必要なんて本当になくて、まさに「日本人が英語や外国語学ぶ必要ない」ってのは真実なんですよ。

それは間違いなくて全員が必死に語学なんてやらなくていいし、勉強したい人だけ頑張って習得すればいいだけの話です。

 

ただそれは今の所という条件付きで、将来は本当に必要になってくるかもしれない。勉強して損は絶対ないし今は海外に興味なくてもその内興味が芽生えてくるかもしれない。やっぱり海外で仕事をするという選択肢があるだけでも人生の可能性は今までの数倍、数十倍広がる。それに日本だけで人生追えるのってつまらないじゃないですか、別世界を知るのって一回きりの人生なんだから自分はチャレンジしたほうがいいと思ってます。

 

自分の日本での人生に限界を感じている人ほど、まず可能性を増やすために英語や外国語を勉強することは有効な手段だと感じし、もっと前向きに「海外って面白そう」って考えてもいい。「日本で十分じゃん」「海外ってそんな良くないよ」ってネガティブな否定から入っても面白くないと思うし人生海外で生活する時期が合ってもいいんじゃないかなとは思う。

語学できなくても十分日本という国は可能性があることは間違いないが、語学ができると日本国内でも可能性が広がるしそもそも日本以外の可能性も出てくる。

そんな可能性として考えたとき語学は大きな武器になるのではないだろうか。

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