負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

日本にいることに幸せを感じないのなら、海外に出たほうがいい

日本人は海外での生活や海外脱出を考えている人がそれほど多くない傾向にあるのではないだろうか。

それが日本に満足している人が多いことが理由なのか、そもそも海外に行くという発想を持つことができていないことが理由なのかと考えたとき、に自分は両方の理由があるのではないかと見ている。

 

まず大前提として日本は普通に良い国で、むしろ最近日本人が日本を好きになってきており日本を再評価する風潮がある。

それは事実で社会の下層や底辺の人間でそれなりに最低限の幸せが保障されてて、少し頑張ればそれなりに満足の行く暮らしができないわけではないし出世のルートや人生の逆転の方法は実はいくらでも存在する。

なんだかんだで可能性があるし、大きな希望もないけど現実的な幸せはそれなりにあるのが日本社会である。

娯楽も非常に多く、清潔で安全で治安も良く、移民も少なく日本語だけで生活できて料理のクオリティや多様性も素晴らしい。国内だけで困ることは無いし、日本社会で上位層になれればそれはまさに天国である。

そして貧困層も本当の開発途上国に比べればマシで、よく言われる「日本人は水と安全がタダだと思っている」という言葉に集約されるように自覚していない幸せは日本に多い。

 

その一方で日本も万人にとって天国ではなく、条件付きの幸せというのは多い。もちろんどの国でも万人に幸せは保証されていないのだが日本も全員が幸せになれる国ではない。

むしろ日本で幸せではない人間ほど周りと比較してしまい、実態以上に不幸せに感じてしまうという側面もある。

また日本の労働文化や教育文化、年金問題社会保障の問題、年功序列問題、景気の問題、少子化問題なども今は行き詰っていて将来的な安定は存在しない。

 

確かに日本で上位層の人間で社会的地位に恵まれて、いろんな人に認められて評価されて承認されているならばこの国ほど良い国もないだろう。お金があって、素晴らしい交友関係があって、社会的地位もそれなりに合って、人から見下されるような立場でなければ楽しくて仕方がない国だ。

ただ全員がそういったものに恵まれているわけではなく、持つ者と持たざる者の格差というのは年々大きくなっている。

誰からも認められず薄給で孤独で何も既得権益を持たず、将来に希望を見いだせない人も多い。

 

自分はそういう人はいっそのこと海外に出ることを本当に計画するべきだと思っていて、文句だけ言って「外国に生まれていればよかった」と言いながら日本を腐し続ける人生に何の意味も感じない。

海外に脱出するほどの行動力もなくそれすら考えず、自国の悪口を言い続けるだけの人が実際ネットには多くネットを見れば日本人に対する差別用語を書いてる哀れな人たちがいる。

そういう人はその後ろ向きのエネルギーを外国語の習得などに使うべきであって、数年後海外への脱出を図るために真剣に計画を立てるべきなのである。

5か年計画で言語やスキルを習得して、留学資金をためて海外でどう生活していくかビジョンを立てるだけでも人生は前向きなものになってくる。

若いならばなおさら海外に出るべきだし、いい年して日本への悪口ばかり言ってる人はなぜ若いころに真剣に海外に行くことを考えなかったのかと言われてもおかしくない。そこまで日本が嫌ならばなぜこれだけ長い時間日本にいつづけたのか、そして日本が嫌ならばちゃんと脱出することを真剣に考えるべきなのである。

 

例えば海外留学というのも5年単位で目指せば不可能なことではない。

実際自分もまさにそういった海外留学の計画をしていて、海外で人生をやり直そうと今計画を立てている。

学費の安い国はいくらでもあるし、努力次第では大人になってからでも外国語は習得できる、そして現地で働きながら生活するという事もできるため留学は不可能なことではない。決して雲の上の存在ではなく、5か年計画を立てれば無謀ではない。

もちろん今すぐ留学したり海外生活を万人ができるわけではないが、5年しっかり準備すれば絶望的に不可能とは言い切れないのである。

日本が嫌でもこの5年間本当に海外生活をするために頑張って、5年後は海外だと言い聞かせて頑張れば乗りきれないことは無いし「日本から逃げよう」ということがモチベーションになったりもする。

 

そもそも多くの移民が海外に行く理由は「母国が辛い」「裕福な海外に行く」「個の国から逃げる」というものが多く、逆に日本人も移民になればいい。今より良い環境を求めに行く、人生を変えるために可能性を求めて行くというのが昔から生まれた場所を旅立つ人の目的である。

海外も幻想ばかりではないが、自国にもう幻想を感じられないし夢も希望も感じない人は旅立つべきだ。

日本でこれから5年間頑張り続けてもそこまで劇的に人生変わらないだろうなと諦めている人ほど、思い切って5年後海外に拠点を移すことを計画するべきなのではないだろうか。

必ず良い方向に変わるという保証はないが、とにかく良くも悪くも劇的に生活は変わる。

 

停滞感や限界を感じて自国に飽きていたり希望を見いだせないひとがてっとり早く人生を変えるならば海外に住むのが一番なのである。別に日本という国は海外への渡航を制限している国ではないし、ネットでよく見かける日本にいながら日本の悪口を言い続ける人生ほど非生産的で希望もない悲しい生き方は無い。

 

日本が嫌で幸せでないならば日本を出ればいいというのは至極全うなことで、「日本を批判すればすぐ出ていけと批判される、これだから日本人は~」って言ってる人多分馬鹿だ。

そういう人は海外に行くことは現実的なことではないと自分の可能性を狭めているのではないだろうか、なぜ真剣に海外への脱出を考えないのだろうか。海外に行けばだいぶ精神的に楽になるのである。

日本を出るということは間違いなく日本で幸せを感じられない人にとって人生を変える手段になるし、文句を言い続けながら日本で停滞した人生を送るよりは思い切って環境を変えることも手段の一つと言える。

 

もちろん海外に行けば必ず成功して幸せになれるというわけではない。

ただずっと日本にいても希望が感じられない、だからリスクをとってでも海外にチャレンジするという発想だ。

そのリスクにもチャレンジせずただひたすら日本に居続けて自国に文句を言い続ける事はただただ虚しい。

 

日本人は自分の人生はずっと日本で過ごすものだと無意識に思っていることが多い。

それは可能性を狭めているともいえるし視野が狭い考え方だ。

母国で生きていて幸せではない、だから海外に行く、そんな当たり前の生き方が増えてもいいのではないだろうか。