負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

バイリンガールちか炎上の問題点について

英語系ユーチューバーとして知られるバイリンガールが炎上中だ。

正直、自分はそこそこ彼女の動画を見ていたのだが、その一方で前々から抱えていた違和感についてこの記事で吐露したい。

 

まず自分は日本のユーチューバー界隈苦手であまり見ないと言っておきながら、語学系YouTuberはそこそこ見ている。普段外国人の動画を見ながらも、やはり外国語で語学について日本人の感覚に合わせて教えてくれる動画は重宝する。

陽キャやパリピ系と違って、語学界隈はわりとしっかりしている人が多くファン層もまともで学習意欲が高い人が多い、すなわち知的水準もそこそこ高い。

逆に言えば多少意識が高い(笑)

 

そしてその意識の高さの最高調達点がバイリンガールちかなわけだ。

今回そのバイリンガールが何をしたかというと、マレーシアでこの時局に遊びまくりのんきに自粛でピリピリしてる日本に帰国というわけで、それが一気に炎上したという経緯だ。

結局ユーチューバーも自分が上級国民だという自覚が薄い人が多くて、こういうときに炎上してしまう。逆にヒカキンのように時代を読む流れが上手い人は流石だ。

ユーチューバー始めて10年、順風満帆で挫折知らずで生きてきたからこそ、こういうときの対応を知らないことが明るみに出てしまったのだろう。

好きで生きていくというコマーシャルに出たり、ウィル・スミスと共演したりしたらそりゃ図には乗るよねと笑

10代女子でもないのに泣けば許されると思っていたりイエスマンしか許容しない態度も実年齢に対して幼いなというか、本当にイージーモードで生きてきたんだなというのが伝わってしまった感はある。

 

そもそも、個人的な意見として女性の語学ユーチューバーってこんなもんすよ笑

特に日本で語学志している女はだいたいこんなもんですよ。

そしてそういう女から崇められていたのがバイリンガールちかなので、残念でもないし当然という感覚だ。

なんだろう、日本で海外に憧れている女性特有のものがあって、彼女らから崇められているバイリンガール界隈って昔から自分は苦手だった。

「ポカホンタス界の神」という言葉が本当にしっくり来る笑

欧米マンセーしてる日本人女性がポカホンタスというキャラクターみたいな容姿になりがちと揶揄されており、しかも最近コロナで欧米や白人様に対する幻想が崩れ去っているというのも逆風だった。

 

自分自身はわりと日本はもうちょっと変えていかなければならないのではないかとか、英語は必要だという論者寄りで一見するとポカホンタス側だが、ここが男女の大きな違いになる。

語学系ユーチューバーを見て外国語に熱心な自分から見ても、意識高い系の海外コンプ女性と男は全然違う。

 

そもそも学生時代を振り返って、男の英語教師と女の英語教師とどっちがまともで教え方が上手かっただろうか。

それは個人的な体験だと言われればそれまでだが、ほとんどと言っていいほど男性英語教師の方が授業が面白く成績も伸びた。彼らの教えは今にも生きているし、尊敬があるから今でも英語を勉強している。

 

逆に女性の英語教師はまぁ酷かったし、自分以外の生徒からも不評で彼らは英語が苦手強化になってしまう程だった。

なぜそうなるかと言ったら、女性の教育者が語学を選ぶことって超安易な選択なんですよ笑

すげぇ普通なの。だから超ミーハー女なの。つまり女の悪いところ詰め込みまくりで、典型的な女教師の駄目なところの百貨店になりがち。

逆に男で英語選ぶってそこまでメジャーではなくてユニークな人が多い。

 

これ別に女性が悪いとかではなく、その性別の中でありきたりな安易な選択をする人って大抵つまらない人が多いという意味だ。逆に女性教師で世界史とか化学選んでる人って超面白いし、数学の男性教師って大抵アレでしょ。

ちなみに男女平等で逝っているのは音楽教師(笑)

 

結局、女で英語を始めとして語学を選ぶ人って趣味がディズニーとか海外旅行です、みたいな趣味の積み重ねがない安易なミーハーが多くなりがちで、意識高い系予備軍なのよ。

自分が語学好きにも関わらず、女の語学好きが好きになれないのはこういうところにある。男性って特に女性のそういうミーハー感嫌うでしょ。

 

いわゆるポカホンタスさん達と、海外志向のある男というのは微妙に違うので感覚が合わない。もちろん個人的に優れた優れた女性翻訳家のように、偉大な先人もいらっしゃる。そういう本当に素晴らしい人たちと同一視するわけではない。過去に自分が英検の二次試験を受けるときに偶然面接官だった、自分の学校の本当にかっこいい英語教師の人も知っている。

 

ただ傾向としてやはり語学は男性教師の方が教え方が具体的かつ効率的で、授業もユーモアがあって面白い。いい意味で変人で面白い人が多い。

男の場合既婚者で爽やかなな若手教師、女の場合この人結婚無理そうだなというこじらせた三十路おばさんが多かった、と言うと流石にヘイトや偏見になるのでやめておく。

 

語学ユーチューバーも一緒で、やはり語学は男に学ぶに限る。

女性語学ユーチューバーは普通のことしか言ってないパターンめちゃくちゃ多くて、ユニークな体験をほとんど教えてくれない。

確かにバイリンガールの動画は役には立つし関連動画にあればつい最近までちょくちょく見ていた。ただチャンネル登録までは行かないし、どうもそのポカホンタスや、はあちゅう的な意識高い雰囲気が苦手だった。

 

やはり語学というのは「努力で身につけた」or「海外育ちで苦労してきた」のどちらかでなければ共感し得ないしあまり面白くないことが多い。海外育ちでバイリンガルで楽しくイージーに生きてきました、みたいな人はお花畑に海外に憧れるポカホンタス女子には受けるかもしれないけど、そういうことじゃないんだよなと。

 

自分がお気に入りの語学ユーチューバーはアツと井上ジョーで、アツはオーストラリアで会計士として働いていて、イノジョーは日系アメリカ人だけどアジア系としての苦労やアメリカの駄目なところを教えてくれるので面白い。

アツはオンライン英会話でネイティブの発音に限界まで近づけてきたというリアルな苦労話やメソッドをしっかり説明してくれるし、もう素直にイケメンでおそらく同じ年代だろうけど嫉妬すらわかないくらいに尊敬している。ちなみに相方のアメリカ人のニックも、日本でお笑い芸人目指そうとして養成所で懸命に台本覚えて日本語マスターしたという努力が伝わってくる。

 

井上ジョーはそもそも本業はれっきとしたアーティストでナルトの音楽を担当しているらしく、エミネムの解説のように洋楽的な解説なども面白い。そして世界中を旅しているだけあっていろんな国の英語の違いを日本語風に例えてくれるなど非常に面白い。

海外育ちの帰国子女様や、海外で異性にチヤホヤされるだろうと思っているポカホンタス的な人たちと彼らは違う。

 

あともう一つ語学ユーチューバーの選択肢として、そもそもネイティブの外国人を見るパターンだ。

女性ユーチューバーなら、逆に日本語を習得した外国人が面白い。

発音も本物だしいろいろな言語がある。何なら英語で第2外国語を解説しているか、第2外国語で英語を解説しているパターンのどちらかが為になる。

日本の意識高い系ポカホンタス系女子特有の雰囲気がないので、彼女達からは面白く学べる。

 

ただ韓国人英語ユーチューバーは若干、その雰囲気があるかもしれない(笑)

むしろポカホンタス要素強めというか、日本人女性以上に欧米人になりきってる人は多い。

ここで一つ、日本人女性の韓国語ユーチューバーは雰囲気がやや異なる。

日本人の韓国語ユーチューバーはほとんどがKPOPや韓国コスメに憧れて、趣味が高じて習得したというパターンだ。その努力は本当に凄い。しかし英語ユーチューバー女子と比べて意識の高さはないものの、オシャレな美人が多くてそれはそれで別の意味で女子から神扱いなので男としては居辛い(笑)

あとそこまで発音上手くなく初歩的なことばかりだし、そもそも韓国で活躍してる日本人アイドルから直接学んだほうがいい。

やはり、これも逆に日本語や日本文化を解説しているガチ韓国人から学んだほうが見につく自分は考えている。

 

華やかな海外を語りがちな女性に対して、男性はもっとリアルを見ている人が多い。そもそも海外に挑戦する日本人アスリートなどを見ていると甘くないこともよくわかっている人が男には多い。男が見ている海外コンテンツと女が見ている海外情報自体が大きく違うというのも要因だろう。

それは当然違う感覚になるだろうしポカホンタスを生んでしまう土壌なんだろうなと考えさせられたバイリンガールの炎上騒動だった。