革命言語ロシア語VSスペイン語 どちらを学ぶか
自分が以前から語学において葛藤している問題がある。
ロシア語かスペイン語か
そしてこの2つよく考えれば「革命言語」なのである。結局自分が語学を学ぶ上で重視するのは「浪漫」だ。
自分の性格上、実用性にさほど興味はない。ただ面白いかどうか、憧れるかどうか、ワクワクするかどうか。
ここ数年特にその思いは強くなりつつある。
言語を学んでいると大体自分がどういう教材を使うかというパターンが見えてくる。
例えば音楽で勉強するとか、リアルに外国人の友人や恋人を作るとか、ドラマや映画を見るとか、真面目に講座や教材を学ぶとか、あるいは好きなユーチューバーがいるとか、面白いその国のサイトがあるとか色々ある。
そういった自分の習慣や特性に合わせることが外国語を学ぶ上で重要な点だ。
そして自分で気づいたのは、圧倒的に政治歴史系の文章を読むことが自分は多いということ。
例えば第一外国語の英語は軍事や近現代史をよく読むし、第2外国語の朝鮮語も最初はKPOPからだったが、なんだかんだ朴正煕や金日成といったテーマに興味を持つようになっている。
正直KPOPの歌詞より、北朝鮮の軍歌や朝鮮中央放送などに興味があるし、軍事政権時代の韓国の雰囲気に憧れてその時代のニュース映像やドキュメント番組を見ている。
その文脈において、次のターゲットはロシア語とスペイン語だ。
このどちらも興味あるのはやはり政治歴史だ。
ロシア語:ソ連時代に対する憧憬、チェス、冷戦、ミリタリー
スペイン語:南米の革命運動、スペイン内戦やフランコ独裁
世界の革命史を研究する上でロシア革命とキューバ革命は欠かせない。
スペイン本土でも国際旅団、人民戦線のような歴史がある。
つまりどちらも「革命言語」というわけだ。自分が重視する厨二病は非常に高い。
大事なのは厨二であること←ここ重要
まずロシア語とスペイン語という比較をそれほど見たことがない。
この2つで悩むこと自体普通は滅多にない。ただ自分としてはずっと憧れのある言語であり、同時にどちらも挫折している。要はこのままでは終われないという執念やコンプがあるわけだ笑
ただ考えても見れば世界の革命において重要な役割を果たした言語であり、面白そうなジャンルは多い。
自分は外国語習得に必要な期間5年説を唱えており、大体これくらいあれば中級くらいにはなれるという理論だ。
自分の計画としては残りの20代が2年ちょっとなので、なんとかここで英語と朝鮮語をマスターしたいと考えている。
まさにもうすぐ三十路になってしまうからと焦っている二十代後半婚活女子のような面持ちであり、彼女らのようなタイムリミットに対する覚悟が必要だ笑
少なくとも32ぐらいにはロシア語かスペイン語を開始したい。
今すぐ始めるべきという考えもあるけれど、流石に英韓2つ外国語をやっている今でそれは中途半端になりすぎる。
そして、あと数年で身につかなければそもそも語学を新しく始めてもうまく行かないだろう。
正確に言えば「どちらを先に始めるか」という題名であってロシア語もスペイン語も両方学ぶ予定だ。
極端な話、30代はスペイン語、40代はロシア語と10年ずつ費やしてもどうせ暇な人生にはちょうどいい。
ある程度わかってくると同時進行も可能なわけだ(例えばスペイン語でロシア語を解説している本や動画で学ぶなど)
ここで自分の趣味を語るとソ連軍めっちゃ好き、スペインと南米サッカーめっちゃ好き、国の雰囲気と女性の美人具合、言語自体の響き、どっちも好きとガチで拮抗している。
そして革命の情熱、どちらもかっこいい
自分が悩む理由わかるでしょ?笑
ついでに言えばスペインはバル文化が発展してて酒好きにとっては憧れでもある。とある局の居酒屋番組で見たけどスペインのおっさんキャラ濃いんだよなぁ。そいつらとタパスやピンチョス食べながらワイン飲んでサッカーについて語りあいてぇ〜
それとバルセロナは第二のアムステルダムと言われるほど大麻に寛容で、スペイン全土がこれからカナダとウルグアイのように大麻合法化に走る可能性がある。
現在、野党として若者世代に人気のポデモスは大麻解禁を公約にしている。
スペインはある年の視聴率ランキングで年間トップ10が全てサッカーだったぐらいサッカー狂いの国なので、フットボールと快楽を愛する自分にとってはまさに天国。久保建英の活躍で日本人に偏見が無くなればより住みやすくなる。
ちなみに自分が愛するバルセロナとカタルーニャは言語違うもののスペイン語でも生活自体は十分可能で、住むのであればとりあえずカスティジャーノを覚えてからあとは現地でカタランを覚えればいいかなぁと
そんなこと言ったらロシア語だって、ウクライナやベラルーシ、モンゴル、シベリアの自治共和国、中央アジアなどで現地に受け入れられるための独自言語はあるわけでね
日本で言えばとりあえず公共放送的な綺麗な日本語を覚えてから、方言とかを現地で学べばもっと愛されて受け入れられるというだけの話で、こういう事情は複雑なのでとりあえず詳しくは現地で学ぶというやる気だけあればいい笑
キルギスやカザフスタンはロシア語が通じるけど、彼らの本当の言語はキルギス語とカザフ語
ただピンポイントでそこを日本で学んでいくのは流石に効率が悪い。
カタルーニャ語も実際バルセロナ留学体験談を読んだことあるけど、普通のスペイン語と共存しているようだ。
また必ずしもバルセロナに住めるわけではないし、そもそも自分はレアルマドリードが嫌いなだけでスペイン自体はすごく好きだ。
現地にこだわるとアンダルシアやバスクまで必要になってくるので、とりあれえずリンガフランカとしてスペイン語=カスティジャーノというわけだ。
スペイン語もロシア語も本国だけではなく影響圏、勢力圏まで含めて魅力であるというのも共通している。国連の公用語だけあってこの2つはもっと対として語られてもいいように思う。
このようにロシア語とスペイン語の魅力は果てしない。
それぞれの用語もかっこいい。
ちなみに難易度については自分は一切気にしていない。そもそもどの言語も難しいところと簡単なところがあってプラマイゼロだし、まず英語自体学べば学ぶほど難しい言語だ。
そして好きではない簡単な言語よりも、好きだけど難しい言語のほうが人間は学べる。世界一簡単なエスペラント語なんて誰も学ぼうとせず普及しないのを見てもわかるように。
それより数字が難しいフランス語のほうがなんとなくチャレンジして攻略してみたいという好奇心が湧くものだ。
数学科学のように絶対頭が良くなければ理解できない学問と違って、現地では誰でも喋っているのが語学だ。誰も天才になれと言っているわけではないし、ネコ語を解明しろという難題でもない。
語学の難易度というのはあまりに神格化され過ぎているように思う、確かに難しいし労力は必要だが。
実は他の学問より簡単な割にそれっぽく凄く見えるというか笑
確かに限度はあるけども、情熱さえあれば普通の人間でもある程度可能な学問こそ語学と言える