トランプ狂騒の4年に乾杯
このまま行けばジョージア州の結果次第でバイデンが勝利を収めて、バイデン大統領誕生の公算が大きくなっている。
ジョージアでトランプが逃げ切って、ネバタで逆転があれば奇跡のトランプ再戦となるがもう流石にバイデンのように見える。
昨日からジョージア州でのバイデンの巻き返しが始まってあと1000票の差に追い詰め、他の州ではバイデンの切り札郵便投票も残存
これはトランプ応援の自分も、もう終わったなと覚悟
ありがとうトランプ兄貴、楽しかったぜこの4年間
本日の晩酌はトンカツ玉子とじとレモン酎ハイ
まったりと飲みながらあれこれアメリカ大統領選について語ることにする。
まず自分は4年前の大統領選挙で、トランプがイロモノとして出始めて来た頃からなんとなく応援していた。そしたら何やら本当に支持を集めて当選しそうなノリになってきたので更に盛り上がり、もう完全にトランプ支持者になっていた。
就任演説は友人の家でリアルタイムで見ていた。当時自動車学校がキツイ時代で、帰りにスーパーのイートインで酒飲んでつまみ食べたあと、一緒に見ようぜということになって急いで戻ったことを覚えている。
あの時は歴史の分岐点を感じた。
自分が高校時代、ちょうどオバマがアメリカ初の黒人大統領ということでブームのような状態で、感想文や小論文のようなものを書かされた。当時は演説を英語教材にして学んだり、ジョブズの有名なステイハングリー演説などもあったりして民主的な新しい空気感が漂っていた。
今思えばあのときはゼロ年代最後の空気に皆浮かれていて2010年代って輝かしい未来なんだろうなぁと思っていた時代だったように思う。
ただ、その後震災があり日本を始め先進国の衰退が明らかになるわけで、その停滞感の真っ只中に登場したのがまさにトランプだったというわけだ。
正直自分がアメリカ人だったら絶対トランプに投票するだろうなと笑
キャラが面白いし、偉そうな気取った偽善者たちをものともしない姿が痛快だったことは事実だ。
蔓延するポリコレや、自称反差別的な連中の怪しさにうんざりしていた層にとってまさに救世主だった。
これでバイデンになれば、「まともな世界に戻った」とか言って大坂なおみやラピノーみたいな「正義の聖なる戦士達」が意気揚々とドヤ顔するんだろうなと思うと気分が悪いね正直
こちとら盛大にぷぎゃあするつもりだったのによー笑
まあ所詮悪者よこちとら
差別を盾にしやすい人々が有利の世界で、強者だと思われてる層は救われにくい構図が続く。
それと日本人的には日露戦争時の大統領が共和党で、第二次世界大戦は民主党なため、伝統的な民主党嫌悪が存在するという事情もあってトランプ派が多かった印象も受ける。
ただ、3発目の核とも言えるプラザ合意は共和党レーガン時代で、当時の中曽根総理と「ロンヤス関係」と言われた日米蜜月時代のわりに酷い仕打ちも受けているので、正直自分はその点についてはデモクラットかレパブリカンかと意識していない。
バイデンが親中で、トランプは中国に強く出るというステレオタイプな構図もある。
自分はまだ国際政治学について勉強不足なのでその点についてはわからないけども、なんとなくトランプが頼もしいという感覚はあるかもしれない。
なぜならトランプは良くも悪くもわかりやすい「ジャイアン型アメリカ大統領」の典型なのでそれに慣れてる日本人の情緒にとってはどこか親しみやすいのだ。
オバマのようにパフォーマンスだけ天皇にお辞儀して原爆ドームに献花しておきながら、裏ではそうでもないという二重性のある大統領よりは、わかりやすいアメリカンな大統領の方が「アメリカだな」って感じで人間味を感じるわけだ笑
急にジャイアンが好青年になるとのび太としても逆にソワソワして居心地が悪いみたいな。もうとことんまで飼いならされた典型的アメポチ日本人ですサーセン
チェ・ゲバラとか世界の反米運動史好きな割には心では親米というダブスタ野郎ここに見参!笑
と、これを書いてるうちについにジョージアでバイデン逆転
くぅー終った〜
トランプ、もっとおまえとアメリカ政治みたかったよぉ(高校最後の部活の涙のロッカールームみたいなノリ)
これからは裁判や再選挙要求でどれだけゴネるかが見所
トランプ先生の次回作にご期待ください!(結局ただ政治をエンタメ感覚で見たいだけの不謹慎おじさん)