負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

日本脱出までのタイムリミットはあと20年しかない

自分はもう日本社会に希望を感じておらず、いつか海外に脱出しようと考えているが、明日すぐにというわけでもなければ数年後と具体的に考えているわけではない。

海外留学自体は数年後を想定しているが本格的な移住についてはもっと先の話である。

 

現状日本が停滞し危機が迫っていると言ってもまだ先進国であり、少子高齢化も本当に深刻な段階ではない。本当に日本がヤバくなるのは2,30年後の話であってそれまではまだ"賞味期限"が残されている。

日本の賞味期限は残り20年であり、20年はまだ日本で過ごすことができる。

そうはいってもただ生きているだけの底辺生活になるのならばその20年すら早めて、数年後本格的に海外移住するのも有効だ。完全に移住することはなくとも半年は海外で凄し半年は日本で過ごすというようなスタイルも可能である。

例えばGACKTはマレーシアと日本を行き来している生活をしているが、10年後はGACKTの生活を始めて20年後には完全に日本を見切り持てる限りの資産を持って「日本脱出」という計画も可能である。

 

この計画は決して特殊な一部の人にしかできないことではなく、20年もあれば多くの人が実行できるアイデアだ。外国語を勉強することや資金を貯める時間としては十分である。

たとえばオーストリアリアやカナダのように移住希望者に対してある一定の収入や資産を条件として貸している国も存在する。海外移住というのはそう簡単にできるものではなくある程度準備は必要である。

そう考えたときに日本の賞味期限が20年というのはまだ猶予があり、タイムリミットまでは時間がある。

逆に言えば20年を過ぎた後の日本は本当に深刻な状況に陥っており、その期に及んでもまだ日本在住を希望するのであれば相当恵まれた状況でなければならない。

賞味期限が過ぎて腐敗した食べ物は捨てるように、賞味期限が過ぎた国は捨てる、至極当たり前のことである。

悪いのは腐らないように管理してこなかった人々であり、間違っていたのは自分ではない。

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脱出できない状況にある人だけが取り残されて完全に後進国に落ちぶれる前に、日本を逃げ切れるか、"亡命"できるか、そしてその時何も考えず計画を立ててこなかった人間は後悔することになる。若者を大切にしてこなかった日本社会はいずれ若者によって捨てられるだろう。

「自分を評価しなかった忌々しい日本社会を捨ててやる」

それぐらいの思いを持って真剣に海外への脱出を考える時期に来ているのではないか。そういった強いモチベーションがなければ外国語の勉強も続かない。

 

もう日本の少子高齢化構造は取り返しのつかない段階に差し掛かっている。

この状況で日本を変えようとしても不可能である。今の日本人に革命を起こす気概は無い。この社会を良くしていこうと真面目に頑張る人は報われず損をするだけなのである。そんな日本を変えること自体諦めて、自分だけ都合よく脱出する。

卑怯者と罵られようとも若者や負け組を追いつめた日本社会の方が悪い。

20年後という一番日本が大変な時期に、沈みゆく時期に裏切り見捨てて逃亡する。

日本に見捨てられ裏切られたのだから、今度は自分が裏切り見捨てる。

 

終わることになっているし、変えることもできない、それが今の日本の構造だ。

底辺や負け組が今から頑張っても、やっと這い上がったところで今度は日本自体がいよいよ終わりに差し掛かる段階になっている。

それならば今後の人生において海外への脱出を前提に計画していたほうがいいだろう。

これから発展の見込みもなく、さらに少子高齢化が加速するのが未来の日本であり、アジアをはじめ新興国はちょうどよい段階に発展している。

一番大変な時に日本を見捨てて、一番美味しいときにアジアに行く、今日本人が真剣に考えなければならないのはそういった計画である。

 

個人の努力ではどうにもならない段階に差し掛かっているのが日本であり、今以上に勝ち組になれる層は限られてくるだろう。

今でさえ勝ち組の椅子は少なくそこからあぶれた人間が大勢いるのに、その勝ち組の椅子自体が更に少なくなっていく。残り5,60年の人生を全て日本で過ごそうと考えたときそこには絶望しかない。20年後ですら不安しかないのに50年後の日本などもはや国として存在しているかすらわからない。

タイムリミットはあと20年、終わりゆくこの国から脱出するための猶予時間である。

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