負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

ワイバルサ、グリーズマン獲得でウッキウキ

この度、フランス代表アントワーヌ・グリーズマンのバルセロナ移籍が長い交渉の末、正式に決まった。

それはそれは本当にひと悶着もふた悶着もある遺恨を残しかねない取引であり、無事こうして決まってひとまず自称バルセロニスタとしては安心している。

 

正直この移籍騒動に関して言えばぶっちゃけバルサが悪い、そこは認める。というかPSGの選手に無断で手を出そうとしたり、リバプールからコウチーニョを強奪したりとここ最近のバルセロナは品が無いのも事実で周囲に敵を作りまくっているのも事実だ。

アトレティコとはレアル・マドリード程は因縁の関係ではなかったが、これでもう完全に恨まれたし実際バルサアンチのアトレティの方々は日本でも急増している。

実際アルダ・トゥランの時もトラブルがあったので、少しずつ怒りのマグマが溜まっていたのだろう。

 

ごめんねごめんね~(煽りやめぇ)

バルセロニスタ「うるせぇ黙れ、真に一流選手はバルサでプレーする資格があるんだからさっさと渡さないお前らが悪い」

これぞメガクラブ式ジャイアニズム!

かつてはレアル・マドリードのそういう横暴な姿勢を批判していたのに、今度は自らが成りたくなかったヒールになっている、そこに痺れる憧れるゥ!

 

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アントワーヌ・グリーズマン選手、改めてFCバルセロナにようこそ、君のバルサでの活躍に期待しているよニチャア

気持ち悪いことがバルセロナのアイデンティティーであるとシャビ先生から学んだことだと思ってるんでね、延びしろですねぇ!

 

とハッスルしすぎな自分だが、ちょうど一年前頃にもグリーズマンの移籍は噂され、自分自身楽しみにしていたのでようやく願いが叶ったという思いだ。

もう28歳というのも事実であるため、アトレティコとしても高給取りのグリーズマンが移籍金まで残していった事は十分だろう。それでロナウド二世イケメンのジョアン・フェリックス君まで取れたなら文句なしですやんと。なんで我々バルサを恨むのかわかりませんねぇ、最近こういう意味不明な八つ当たりするクレーマー多くないですか?と小一時間問い詰めたい。

 

ところで練習拒否で強行移籍にこぎ着けようとしているネイマールさんはマジでどうする気なんや。

いくら金満大正義バルサでもこの状態でネイマール取ったら財政規定に抵触は免れないだろうし、そもそもお宅のPSGさんがバルサ憎しで許してくれへんのでおまんがな。

 

ただネイマールまで復帰させたら豪華さだけはかつての銀河系軍団レアルを越えるだろう。ただし弱いというところまでコピーして。

現代サッカーのメガクラブはリーグ優勝とCLの制覇を両輪として求められるので、二軍でも準ビッグクラブ並の戦力を揃えることは当たり前になっている。この場合同時器用にさえ拘らなければ問題はない。メッシと役割は重なるが、どちらかが不在になる状況も長いシーズンでは考えられる。

 

しかし現状バルベルデという指揮官はあまりローテーションが得意ではなく、それで昨シーズンはチャンピオンズリーグを寸前で取り逃しているのでそこは不安だ。

リーグ戦だけ華やかに格下狩りをしてCLで勝ち進めない光景はさすがにもう見飽きている。

あのCLでの屈辱的敗退は非常にショックで自分自身もうサッカーはどうでもいいやと思った程だった。今回のグリーズマン獲得でようやく傷心から復活し、来季に対する希望や情熱もまた戻りかけている最中だ。

やはりバルセロニスタはこうでなければならない。

信仰心をそう簡単に失ってはならないのだ。

バルサマンセー!

 

そしてそれに加えて日本サッカーが今抜群に面白いのも自分のサッカー熱がわりとすぐ復活した要因だ。

久保建英のマドリー移籍と、中島翔哉のポルト移籍はこれ以上ない好材料でシーズン開幕前から既に楽しい。

ちなみにバルサは手塩に育てた久保をかっさらわれたパニックバイでなぜか鹿島の安部を獲得したが、最近こういうバルサのダサさも目立つようになってきている。個人的には安部に期待しているものの、コアなバルセロニスタの間ではフロントに対する不満が強くなってきている。

自分自身、久保をあんな簡単に目先の理由で見捨てて久しぶりのカンテラ成功例を逃したのはちょっと間抜けだと思ったし、日本人以外からも久保を逃した事に対する不満は噴出している。

 

またここだけの話、メッシに対する不信も以前のような神格化時代と比べて表面化し始めているのも事実だ。

特に南米選手権での失態はメッシの威信と偶像性を傷つけた。

元から一部のバルセロニスタの間ではもはやメッシ依存の特殊な戦術がバルサの限界を作り出しているという批判があったが、今回の件でメッシはクリスティアーノのような栄光をもたらさない存在なのではないかという疑惑が生じている。

そもそもメッシは32歳なのでそろそろ休養も必要になってきているが、相方のスアレスよろしく試合に出たがりおじさんと化しているので扱いが難しい。

その上バルベルデは聖域には手出し出来ないことなかれおじさんなので更に事態は深刻だ。

28歳のグリーズマンがまだピチピチに動ける若者扱いされ、もはや守備での貢献を期待されているというバルサの深い闇はタブーだ。

 

更に本来若手のはずのデンベレ君が素行不良とスペ体質というおまけ付き、世界よこれがバルサだ!

フレンキー・デ・ヨング君「俺はなぜこんな所に・・・」

ラキティッチ「居座るやでーw」

コウチーニョ「新しいスケープゴートが来てくれた」

ブスケツ「おう、若手は言うこと聞けよ」

ピケ「新入りにはいたずらで洗礼浴びせたろ」

デリフト君「クリロナ先輩、ユーベ選んで良かったっす!」

なんてことにならなければいいが・・・

 

そういえばあれだけイキッていたプレミアオタはガチでどこに消えたのか。

プオタ「時代はプレミアリーグ!CLもELもプレミア勢対決!リーガはオワコン!」

久保移籍でプレミアの話題は四散、リバプールなんてもはや誰も話題にせず三日天下

ついでにアザールもレアル確定、ポグバもおそらくスペイン行き。

あ、一人プレミアに行きそうな奴がいるかも・・・

 

数年後

某ゴルファー「こんにちは、マンチェスター・ユナイテッドのガレス・ベイルです」