負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

声優が可愛くなりすぎて逆に萌えなくなった論は結構同意

ここ最近特に女性声優のレベルがアイドル並に上がっていて、声優オタクも「最近の声優はアイドル並でかわいい!」とおまえ誰やねん的に誇っている。実際声優はマルチに才能や技能が求められ昔に比べ確実にルックスは向上している。

アニメオタクというものは二次元キャラクターを神格化しているため、その中の人もキャラを汚さないような容姿が理想とされている。またコスプレイヤーも二次元の再現のためにレベルは間違いなく上がっている。

 

ただ最近のこういう風潮なんだかなぁ、と逆に情熱を無くしている自分がいる。アニメやは声優というかそういうオタク文化に飽きたことや今のネット文化の劣化にうんざりしているということもあるのだが、声優業界はちょっと前までの時代の方が面白かったよなぁと思う。

あまりにも可愛い人が増えすぎて、親近感がなくなったともいえる。普通に可愛い人が声優やってるとプライベートでもこの声で彼氏と楽しく過ごしてるんだろうなぁと思ったり、実際に昔に比べて明らかにスキャンダルが増えたりして現実がわかってきたという部分もある。自分が10代だったころはそういう声優に夢を見れたが、もうそういう年じゃないというか原创を夢見れる年でもない。これは女性アイドルにも同じことが言えて、ほんとそういう業界に興味なくなった自分がいる。

むしろ同性の男性アイドルかっこいとおもってそこを目指す方がポジティブというか、同性の凄い人は素直に認められる。

逆に異性の凄い人は「どんなに応援してもこの人は自分と縁ないんだろうなぁ」とか「普通に彼氏いるんだろうなぁ」という現実がどうしてもある。

 

そういう意味でかつて自分が10代で現実を知らなかったことと、声優が程よく庶民的なルックスだったのとでちょっと前までは声優もそれなりに応援していたというか流行の声優の名前は知ってるぐらいにには興味があった。

 

ただここ最近の声優はとにかくアイドル声優みたいなものが量産されて、ルックスも良くなったことは間違いないが逆に全員似たような声で似たような容姿をしてて区別もつかないし覚えようとも思わない。昔は「俺らと同じオタク感」があったのに、今はもう完全に別世界の上位の人間になっている。いや、本当は昔の声優も普通の女性と変わらなかったんだろうけど、今はそれが露骨に感じる。

「こんなかわいい人が彼氏いないはずがないだろ」とあからさまにわかるし、自分自身も大人になり現実がわかるようになってきてもいる。

 

それに加えてここ最近アニメが声優至上主義になりすぎているというのも自分がアニメに情熱を無くした理由かもしれない。とにかく声優がメインコンテンツになっていて、アニメという二次元の空想世界ではなく声優という三次元コンテンツの補足のようなものになってしまっている。昔は「中の人などいない」「二次元至上主義」というほどコアなアニオタが多かったけども今は皆普通に三次元の声優が好きという文化になってもうそれだったら普通にアイドルでいいじゃんという考えになっている。

そしてその女性アイドルにも飽きて、今逆に男性アイドルやスポーツ選手にはまっているというのが自分である。同性応援したほうがスキャンダル気にしなくていいし、変に幻想見なくて済むし、精神衛生上結構楽でポジティブだなと思うようになった。

擬似彼女みたいなものを求めても仕方がないし、逆に自分がかっこいいと思う同性に憧れて少しでも参考になる部分を参考にした方が生き方としてはポジティブ。どうせ裏切られることがわかってるのにもうそういう業界に熱狂しようとも思わないし、10代終わればいろいろと現実が見えてくる。

可愛くなりすぎた女性声優、そして声優業界自体がメジャーなものになりすぎて応援するのもなるのも良くも悪くもカジュアルになった。昔は声優応援することの敷居は高かったけど今は普通に声優応援してますということが昔に比べて市民権を得ているし、なる方もアイドル目指すぐらいの軽いノリで適当に目指して、アイドルと変わらないことやってスキャンダルを起こしてる。

現実が見えてきたし自分が現実が見えるようになってきた、そんな経緯で声優とかアニメへの情熱は消え失せてしまった。