OH MY GIRLの女神ユアを崇めましょう
どうしようもなく心細く悲しい時に自分はユアのことを考えると少し救われたような気になれる。
ユアとはOH MY GIRLというアイドルグループのメンバーであり、実際の名前はユ・シアだ。
まずユアの特徴は抜群にスタイルが良く顔が小さい事、そして何よりアイドルとしての笑顔や振る舞いが完ぺきなところに良さがある。こんなアイドルが実際に存在するのかというぐらいに曇りのない晴れ渡った笑顔をするので、まるで女神が実際に存在するのではないかと錯覚するほどだ。
藤田ニコルを限界までフォトショップで修正していけばOH MY GIRLのユアが完成するだろう。
本当に精神的に辛い時に宗教というのは心の拠り所になるものだが、自分の場合はユア様という女神を思い浮かべ、自らの存在を懺悔することで救済を求めると少しだけ楽になる。
非常に気持ち悪い考えなのかもしれないが、自分にとってはユアの方が実際には年下ながら「理想の優しい姉」のようなイメージを投影している。
結局男子というのは、優しいお姉ちゃんに憧れるもので、その姉に承認されて認められたいのだ。
本当に気分が憂鬱な時は「ユアお姉ちゃんごめん」「大丈夫、~君は何も悪くないんだよ」と脳内で妄想上の会話をする事さえある。
実際の姉とはテレビのチャンネル権を独占し、常にジャニーズの番組を見る存在でそんな理想は幻想でしかない上にそもそも自分には姉がいない。
優しい姉が欲しかったからこそ、姉に「よしよし~君は凄いね」と言ってもらいたかったのかもしれない。
ToHeartというゲームでタマ姉というキャラクターが理想の姉を体現しているとかつては言われていたが、アイドル界においてユアはまさに実写版のタマ姉のような存在だと言える。そうは言ってもゲーム自体はやったことがないので名前しか知らないが、とにかく男子が思い描く理想の姉の雰囲気がある。
NMB48の山本彩より年上なのに「さや姉」という感覚にも近いだろうか。
さや姉が姉貴タイプならば、ユアは本当に優しく弟を大事にしてくれそうなタイプだ。
そんな女神ユアに懺悔すれば全てが救われる、彼女こそ救済の女神である。
「自分のような生きる意味のない人間が生きていて申し訳ありません」と信仰告白すれば、「そんなことないよ、~君は何も悪くないよ」と言ってくれる、そんな脳内の会話をしている。
多分そんな言葉を言ってもらいたいのだろうし、男は女性にそうして認められないと癒されないものなのだろう。それが欠けているから自分は人間的に成長していないのかもしれない。現実にそんな姉は存在しないが、アイドルには理想を求められる。
OH MY GIRLには姉キャラの他に「お母さんキャラ」もいる。
思わず「ヒョジョンさん」とさん付けで呼びたくなるぐらい、優しいお母さんのようなオーラがある。グループの中で一番身長が低いながらも最年長のリーダーであり、とにかく優しくオーマイガールのメンバーを見守る。
これまたゲームやアニメに出てくるような理想のお母さんキャラのようなもので、「ママ」と呼ばせてくださいと思わずにはいられない。
場末のスナックにヒョジョンがいたら毎日通いたくなるだろう。
どうしようもなく辛い時、おかんに悩みを打ち明けるようなものでどうしても虚しく気分が陰鬱な時はヒョジョンとユアの母と姉コンビに「ママ、姉ちゃんごめん」とつぶやくとだいぶ楽になれる。何について謝っているかはわからないが、とにかく悲しみが少しだけ晴れるように感じる。
そしてリアルに彼女にしたい自分好みのアイドルは同じくOH MY GIRLのジホで、勝気なヒロインという"設定"にしている。
最初アリンが可愛いと思っていたのだが、よくよく考えたらアリンは可愛い妹枠のような気がするようになった。更に最初そこまでジホは可愛いと思わなかったのに、日に日に可愛く見えるようになってきたので、ヒロインはジホだ。
スンヒはなぜかクラスで女子のグループを仕切っているキャラで、ビニとミミと一緒にいてそこにジホもいる。
そして隣のクラスにはTWICEがいるという設定だ。
TWICEは典型的な「隣のクラスの美人グループ」で自分には縁のない憧れのグループというイメージに近い。
唯一合同授業のような時だけダヒョンと話す機会があるぐらいで、他のメンバーとは話したことが無い。
更にBLACKPINKも同じく隣のクラスの女子グループだが、ちょっと不良感があって怖い異色の4人組集団だ。しかし実際に話してみると拍子抜けするほど優しい子たちというギャップもある。MOMOLANDは下の学年で、Red Velvetは上の学年という感じがする。
男子仲間では平成ジャンプの伊野尾とは気が合うので良くつるんでいて、時々授業をさぼるという間柄だ。不良グループのリーダー格は赤西仁でマジで怖い、そして本田圭佑も同じく上の学年にいる。
仲のいい女子にHKT48の指原莉乃もいるが、指原に関しては本当に異性としては惹かれないので単なる腐れ縁のような関係というこれまた"脳内設定"だ。
自分のクラスや家族にはOH MY GIRLがいて、隣のクラスにBLACKPINKとTWICEがいて別の学年にはMOMOLANDとRed Velvetがいるというとんでもない学園は顔面偏差値がとんでもないことになっているに違いない。
ジャニーズファンがよく「クラスにジャニーズがいたら」という妄想をしているが、その感覚に近いだろう。
なぜ自分はこんな妄想をしているのだろうか、しかし脳内には時として理想の空間が必要になる時があるのかもしれない。