負け組ゆとりの語り場

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アサヒもぎたて手摘みライチ味感想 ライチ味好きにはおすすめ

缶酎ハイの世界ではストロングゼロや氷結が目立つが、近年存在感を増しているのがアサヒのもぎたてシリーズだ。

より果汁感を重視しているのが特徴で、アルコール度数は9%と強めでありながら値段は他社の商品と同じ価格帯となっている。

 

個人的にはそこまで日ごろから「もぎたてシリーズ」を好きなわけではないが、ここが出す期間限定の商品は中々美味しい。

例えば青梅味は数回飲んだことがあるがこれは抜群に美味しく、期間限定ではなく定番商品にしてほしいと感じたほどだ。

そして今回、偶然コンビニに寄ったところもぎたてにライチ味が出ていることを発見する。コンビニ商品も季節によって商品が変わり、こういった期間限定枠のような物が存在する。

 

年中発売されている定番の味と違い、ライチ味はそこまで普及しているわけではない。

しかし自分にとって果物の中でライチ味が最も好きな味の一つでもあるので、見つけたときは買うことが多い。

そんなもぎたて手摘みライチ味の感想だが、近年の缶チューハイの中でも特に完成度が高いと感じた。

いい意味で普通のライチ味で、余分なものが無く自然と果汁が溶け込んでいる。

こういったシンプルなただ単なるライチ味を待っていたので、これは期間限定以外でも発売してもらいたいほどだ。

雑味や無駄な味付けが無く、これぞライチ味という味をしている。

 

ライチ味と言えば以前、酎ハイに限らずソルトライチ味という物が多くなぜか塩と組み合わせられることがある。

自分はそういうことはせずに普通にライチ味を楽しみたいので、このもぎたてのライチ味はとても気に入った。

余計な物は一切なくシンプルなライチ味で完成形という言葉が似合う。

 

しばらく前に氷結STRONGからもライチ味が発売されていた時期があり、それも自然な味で定番化してほしいと思っていたが残念ながら最近は商品棚から消えている。

どうしてもライチ味はメジャーな味とは違い定番化されることが少ないのが難点となる。

 

ライチといえば世界三大美人に数えられる楊貴妃(ようきひ)が愛していた果実として知られている。

日本でも徐々にライチ味ファンは増えてきているが、中国や台湾ではよりメジャーな果物として人気が高い。

 

果物の話題になった時通ぶりたければ「好きな果物はライチ」と言えば、メジャーすぎずマイナー過ぎないマニアックな好みを出すことができる。

酎ハイを頼むときライチ味を頼む人がいたら、密かに仲間だと自分は親近感を抱くだろう。

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その意味ではある意味くだもの界の厨二な選択とも言えるかもしれない。

一番厨二は名前からしてドラゴンフルーツで、通ぶろうとしている味がライチだ。更に楊貴妃の知識を出せば博識ぶれるという相乗効果も発揮することができる。

好きなスポーツチームやゲームのキャラクターでマイナー目なところを行く人には、ライチ味というものがおすすめだ。

 

しかしマイナーなキャラクターは中々グッズ化されることが無いのと同様、ライチ味もこうして出たとしても期間限定であったりすることが多い。

皮をむくのが大変な事と種が大きいことも食べにくさの原因になっているが、味自体は非常に上品で美味しい。

南方の果物なので日本での栽培が向かないのも普及していない理由の一つだろうか。一度ライチのルーツや文化を巡る旅に出てみたくなるほど、自分はこの果物の存在に魅了されている。

 

いずれにせよ、このもぎたて手摘みライチ味はその味が好きな人には問題なく勧められる味だと感じた。期間限定なのが唯一の弱点だが、それは逆に言えばまた新しい味を発売してくれると言う事でもある。

今回のライチ味は非常に美味しかったので、次にまたどんな珍しい味を出すかに期待してみたい。