負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

12月が来ても大して嬉しくない奴wwww

全く12月になったという気がしないのは自分だけだろうか、せいぜい寒くなったという印象しかない程今年は何も感じない。

冬景色になるわけでもなく何とかに寂れた景色が広がっているだけで、当然冬のイベントが楽しみなわけでもない。

 

去年はまだ「来年こそは一生懸命やる」という気力もあり、なんだかんだで年末のテレビ番組などは面白かった記憶がある。

しかし今年はほぼ何も実感がない。

自分の中で年末の恒例行事となっているクラブワールドカップが始まってもいまいち気分は盛り上がらず、「このままグダグダ紅白歌合戦まで行くんだろうな」という予感がある。

 

12月は毎年自分が上手く行っていない時期と偶然にも重なるのであまり楽しかった思い出が無い。毎年しょうもないクリスマスを過ごしていて、もうそういうもんなんだろうなと自分の中で諦めにも似た感情がある。

毎年厳しい状況で迎えていて素直に楽しかったことはほとんどなく、来年こそちゃんとしようと決意して結局同じような1年が過ぎて「そういえばもう年末だな」と思うまでがテンプレとなっている。

そもそも今年自体が例年にも増して希薄な年で、なんか夏も同じようなことを言っていた気がする。

もうほとんど実質引きこもりのような状態になり世の中との繋がりのようなものはほとんどテレビとネットしかなかった。それも自分が主役になれるわけでもなくただ酒に溺れながら無為に過ごしていた。

むしろ自分が最も駄目になったのが今年だったように思う。

去年からアルコール依存の兆候はあったが今年になってそれが深刻化した1年だった。

 

2017年を総括するならば「酒」という一文字に尽きる。

今年の漢字があるとするならば自分にとっては間違いなく酒である。

それほどにお酒に頼るしかない1年で精神的にも肉体的にも更に駄目な人間になり下がり、もはや頑張ろうとする意欲すらなくなっていった年だったと思う。

例えるならば日本軍とドイツ軍にとっての1944年の12月のようなものだろうか。

楽しみでもなんともなく嬉しくも無く、将来的に夢や希望があるわけでもない。

 

ここ最近で一番マシだったのはちょうど4年前の2013年の12月だろうか。

2014年からはソチ五輪とブラジルワールドカップが控えていてどっちも楽しみで、まだ自分もこんな底辺に落ちぶれておらず将来に向けていよいよ行動を開始していこうという決意の年だった。あの時はまだ自信や余裕もあり現実も知らず、まだ何かをやるだけの力や材料はあった。

 

あれからもう4年も経つのかと思うといろいろと切ない。

本当に何もできない4年だったなと後悔だけが込み上げてくる。昔の自分なら「じゃあ今後の4年間やりなおして、4年後後悔しないようにしよう」と意識高く考えようとしてただろうけど今の自分にそんな余力はもう正直ない。

 

次の年に冬季オリンピックとFIFAワールドカップを控えているという意味では完全に4年前の状況と同じなのに、なぜだかすべてが違う。

ピョンチャンオリンピックなどもはや韓国人ですら悲観的になっているレベルで誰もワクワクしていない。そしてロシアワールドカップもブラジルワールドカップ前に比べるといまいち盛り上がりが足りない。

それは自分個人の心理状況としてもそうで、確かに楽しみではあるけどブラジルW杯前のワクワク感に比べると普通だと言わざるを得ない。

 

ただそんなロシアW杯にすがるしかもう今後楽しみがないほど自分の人生の見通しは暗い。そのロシアW杯ですら今後唯一自分にとって楽しみなイベントでしかないという状況だ。

どうせもう何も楽しみが無いならば割り切ってあと半年間、ワールドカップ本戦を楽しみながら見られるように身を粉にして努力するのもありかもしれない。

 

紅白は自分が応援しているアーティストやグループが複数出るのでそれは楽しみだけれども、正直録画で済まそうかなという思いもある。ガキ使はある時までは見てたけど番組の質が劣化して来て見なくなった。

紅白にしてもガキ使にしても大みそかをダダラダ家族で過ごす人には向いてるけど、1人で全部しっかり見ようと思ったら結構ダレてしまうようになった。

漠然と年末に対するワクワク感も無くなり、別に過ごさなくてもいいやと思うようにもなっている。

 

子供のころは年末に仕事するのはかわいそうと思ってたけど逆に今12月やイベントごとを特別に凄そうという気力も体力もないなぁ感じるようになった。

年末だから奮発して特別に凄そうみたいなのは精神面と経済面の体力があった頃だから出来たけど、今は普通に地味に過ごしても何とも思わない。

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そういえば自分恒例の年末の楽しみ方としてインターネットで海外の中継を見て年末を二度楽しむというスタイルがある。

つまり時差1時間遅れの台湾の年末を見て過ごすのがこれまでの自分の習慣だった。

有名な台北101タワーで花火を派手に演出するのが台湾の恒例の年越しスタイルになっていて、日本の除夜の鐘を聞いた後に今度は1時間遅れてネット中継で台湾のド派手な年越しを見るというのをやっていた。

ジオクレイパー ランドマークユニット 台北 101 1/2500 スケール ABS製 彩色済みスケールモデル

 

ただそれが途絶えたのが一昨年で、もう結構やってないなと今気付いた。

そんなやってなかったか・・・・

そういえばかなり昔の事のように感じるほどにこの過ごし方をやっていない。

こんなこと書いてたら台北行きたくなってきたなぁ。

ただ実際には行けないから日本時間の12時を過ぎたらストリートビューや台湾旅行記を見てネット中継で台北101タワーの花火を見るという過ごし方も面白いかもしれない。

こんな虚しい事でも安酒飲んでればそれなりに楽しくなるもので、何とか安酒を買い込んで文字通り「酒」の1年で締めようかなというプランもある。

 

その変わり来年2018年の年越しは本当に台湾で過ごすという計画を立ててもいいかもしれない。それを来年の目標にしようかな、来年の年越しは台湾で過ごす!

そしてここに台湾旅行記としてアップする、それは自分の中では面白い計画になりそうだ。

一つだけでも何らかの目標を持つと少しは前向きになれる。

今年1年何も面白い事も無く年末も楽しみが無いという人はこんな感じで些細な目標を持ってみてはどうだろうか。

凡人には壮大なことなどできない、あまりにも大きなことを考えるから毎年挫折で終わる。自分は所詮小さな凡人に過ぎない。

ちょっとした小さいことを達成すれば大成功!というような庶民的な目標を持って生きることのほうが実は幸せなんじゃないかな、今年はそんなことに気付いた1年だったのかもしれない。