負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

アルコール度数9%系の酎ハイが好きな奴www

普段お酒好きを名乗っている自分が愛飲している酒類にはいくつかの種類が存在する。

本当に一番好きなのは果実酒のロックや、値段の良い日本酒、そして居酒屋や焼肉屋で出されるタイプの酎ハイだが、安いウイスキーや焼酎なども愛飲し、ワンカップ日本酒も結構好きだ。

缶ビールも良く飲むが、ややアルコール度数としては効率が悪いため特別な日というか今日は奮発しようという日にしか飲まない。

基本は発泡酒で生ビールは底辺生活なりにいいことがあった日や、自分の中だけでの決起集会の時などに限られる。

少し前までは南米産の安ワインも飲んでいたが最近は遠ざかっている。

 

そんな"底辺の安飲み"として、自分が専ら行き着いた最適解が「アルコール度数9%の缶酎ハイ」である。

具体名で言えばストロングゼロと、氷結の9%タイプだ。

氷結は基本5%だが9%系列も発売している。

しかし中々9%系は見当たらずコンビニでもあまり置いていない。少し寂しいが味としては氷結の9%がこの類の中では最高峰だろう。

 

ストロングゼロはよく言われるが悪酔いするし味もそれほど良くはないが、値段の範囲内や流通量では自分のような酔えれば良いような意識の低い酒好きにはてっとり早くカジュアルだ。

どこにでも売っている上に、定期的にシーズンに合わせた種類の味を発売しており飽きが来ないバリエーションの豊富さがある。

 

あまり味の評判が高くないストロング系だが、その中で完熟ダブル梅は特に味も良し、アルコール度数も良しで気に入っている。しかし田舎に唯一ある近くのコンビニに中々おいてないため量販店まで行かなければならないのが少し億劫だ。

 

ストロングゼロの完熟梅VS氷結9%のマスカット味が自分の中では二強と言っても過言ではない存在であり、氷結5%のレモン味は"にわか"だと思っている。

甘ったるいものを飲みたくない時のためにも甘味の少ないドライやビターレモンも用意してくれているため、バリエーションの豊富さでは右に出る物はないだろう。

 

よくお酒の話題で「ストロングゼロどこに需要あるんだよ」と言われるが、焼酎やウイスキーでは爽快感がないが5%未満では酔えないという層向けに作られているのではないだろうか。

自分自身最初は9%系はがっつり来てキツかったが、今では慣れしまいむしろ3,4%のほろ酔い系だと買おうとすら思わなくなっている。最近現実が厳しくなりお酒に逃避する人が増えているのか知らないが、徐々にチューハイもアルコール度数が高くなってきている。最近ではもはや7%に達する缶ビールまで登場してきており、世間のアルコール志向は強くなってきている。

 

アルコール好きの中で最適解だと言われている「甲類焼酎」という物があるのだが、確かに一人暮らし期間中自分はこれを愛飲していた。

 

ただはっきり言って直接飲むには「激まずい」のがこういうペットボトル焼酎で、ボトル自体が大きく冷蔵庫の場所も結構取るという問題がある。ただでさえ味の良くない物が冷えていないともなると美味しく無さすぎて逆に酔えない。酔えるかどうかは味や楽しさにも関わってくる部分がある。

 

そのため味を紛らわすために何らかの飲料で割らなければならない。

やれタンブラーに氷をいれて、やれ割るためにソフトドリンクや原液を冷やして揃えて、そして飲む前にわざわざ作るとなるとこれが非常に億劫になる。

日本酒でも鬼ごろしのように余り物の粗悪な物を合成したような類のものがあるが、こういう物を直接飲むといまいち酔えなかったり体の調子が悪くなったりする。

大きいペットボトルの甲類焼酎はかなり胃が頑丈ならば冷やさず常温で長期間放置していても問題ないが、さすがに毎日飲むものとしては体への負担が大きい。

 

最低限の味が保障されつつ、缶を冷やしておいてそのまま飲めば何とかなる缶チューハイの利便性を考えたときわずかなコストの差を追求しすぎるのは却ってコスパが悪いという事にも気づいた。最低限の味が保障されていることも実は重要な要素だろう。

その結果行き着いたのが最低限大手メーカーが作る焼酎やウイスキーか、こういった感酎ハイの強アルコール系だ。

 

少し遠い場所にある量販店ならさらに安い缶酎ハイもあるのだが、地方だとそれも遠く、なおかつ買い貯め過ぎると際限なく飲んでしまうようになる。

一本が安いからという理由で、ガンガン飲んでしまうと悪い酔いする上に結局出費もかさんでしまう。

かと言って高級酒は当然無理で、安くてもアルコール度数が低いともったいない。

発泡酒のロング缶と、酎ハイのロング缶があった場合どうしても5%と9%ならば後者を選んでしまう自分がいる。

更に言えばアルコール度数が低いと簡単に飲めるため体内に水分が溜まりやすくなってしまう側面もある。

そういった様々な事情を考えたとき、総合的に自分はアルコール度数9%代の缶酎ハイか、安酒であっても最低限大手メーカーや地元メーカーが作ったような焼酎を愛飲するようになった。有名どころでは黒伊佐錦や霧島系列で自分の場合「白霧島」を特に好んでいる。黒キリと白キリなら断然白キリ派で、実際量販店やコンビニを見ても白の方がよく売れている印象を受ける。他には地元メーカーが販売している物も飲んでいる。

 

お酒好きの中にはウイスキーが一番酔いやすいと言う人もいるが、少し前まで自分も飲んでいたという過去形になる。ウイスキーも本当に味を知ろうと思えばもっと奥が深い世界があるのだろうが、コンビニや量販店で最も安い物しか飲まない自分は味覚の問題で結局、缶酎ハイか焼酎に回帰した。

自分だけで使える冷蔵庫があればバリエーションも増えてくるかもしれないが、限られた冷蔵庫のスペースに少量で保存できるものか、常温で保存しても最低限味の良い物になると限られてくる。

 

ここ最近の自分の生活は基本的に9%のチューハイか、25%の焼酎になっており、たまに発泡酒を交える感覚でループしている。

特別好きというわけではないが、ついつい手が伸びてしまうのがこういったアルコール度数の高いが意識は低い缶チューハイだ。

流通や入手のしやすさ、保存の手軽さ、アルコール度数の高さ、そして炭酸の爽快感、これらを四拍子でそろえているとなると結局ストロングゼロか氷結に行き着く自分がいる。

そして全国にそういった意識の低いお酒好きが多いからこれだけ売れていたり流通していたりするのかもしれない。

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