負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

オリキャラ製作ってかなりコスパいい趣味だよな

自分でオリキャラのイラストを描くことや個人創作をしていて、最近思う事がある。

「この趣味かなりコスパいいな」という事であり、自分が好きな物を自分で自給自足するのだからほとんど出費も必要なく楽しめる上に自分で作ったという達成感も相まって満足度が非常に高い。

 

最近はオタク経済も活性化しており様々なグッズが発売されているが自分のように負け組の貧しい人間だとそういった商品にはありつけず、ショーウィンドウの向こう側にある手に入らない物でしかない。

ゲームが発売されても、プラモデルやエアガンが発売されても結局今の自分には買えなくなっており、いつからかそういったポジティブな話題もあまり聞きたくない話題になっていた。なぜならば自分がその盛り上がりに参入できないからだ。

 

そうやって色んなものが買えず寂しい生活をしていたが、そこに希望の光がさした。

「そうだ、買えないならば自分で作ればいい」

久しぶりに個人創作やイラストを描くことを再開して新しい目標や喜びが再び持てたような感覚を最近は得られている。

既成の商品を買わずとも自分で作って楽しめば、ちょうど自分好みのものが完成する。

オリキャラ

ここ最近の自分の楽しみと言えばオリキャラのイラストを描いて、好きな音楽を流しながらストーリーやオープニング映像、戦闘シーンなどを妄想することである。

だからアニメを見る必要もゲームを買う必要もない。

理想のものは自分の脳内で作ればいいのであり、それで揃ってしまうのである。

 

例えば最近ガンダムのゲームが発売されたのだが自分はそもそもテレビとプレイステーション4を持っていない。

しかし自分はオリジナルガンダムを描いているため、脳内の妄想でそのオリガンを戦わせればそれで十分楽しいのである。傍から見れば何をしているかわからないように見えるかもしれないが、自分は0円でガンダムゲームを脳内で楽しんでいるのである。

例えガンダムゲームを購入したとしても自分のオリガンは収録されていない。それよりは過去のガンダムの音楽やBGMを聞きながら自分だけの戦闘シーンを妄想する。

 

もちろんテレビやプレーステーション、ゲームソフトを揃えられるならばやってみたいが現実的にはその環境も予算もない。

しかし妄想ならば何でもできる。

ガンプラも様々に発売されているが、これも自分でイラストを描けばそれなりに満足感が得られる。むしろガンプラを買って組み立てるよりも、自分でオリジナルモビルスーツのイラストを完成させたときの方が満足度が高い。

「自分で作る」というだけでここまで満足感が得られるならば貧しい負け組の人間にとってこれほどコスパのいい趣味もない。

 

 買った時に比べて自分で作り上げて完成させたときの満足感が大きく、また商品化されていない物も自分でそろえられる。たとえば昔芥川賞を受賞した人がいて「本当に理想に合う自分好みの小説は自分しか作れない」と語っていたが、まさにその言葉に自分は共感せずにはいられない。

 

例えば自分が好きなガンダムはW,SEED,00の3つなのだがもうこの作品はそれほど展開されておらず最新作は自分の好みに合わない物ばかりなのである。そのためガンダムAGE以降はほとんどテレビシリーズを見ていない。駄作扱いされてるGレコや鉄血を見ても「ガンダムはこんなはずじゃなかった」と虚しいだけでしかない。

 

しかし「W,SEED,00っぽいオリジナルガンダム」という意味では作ることができるため「放送していないのならば自分で作ればいい」の精神で最近ガンダムKindの製作を少しずつ再開している。そしてこれがかなり楽しく、自己満足でしかなくても自分で作ることの満足感を楽しんでいる。

自分のためだとわりきって細々とやることの楽しさに目覚めているともいえるし、現実にそれしかやることがないという経済的な事情も存在する。自己満足創作が貧しい生活の中の数少ない楽しみになっている。コストに対して究極に満足度が高いのはオリキャラやオリジナル作品を描く個人創作かもしれない。

 

他にはガンダムに限らず、自分が好きだった音楽などを聞いて気分を盛り上げてそこで好きに妄想してそれを創作に反映してもいる。ある意味自分はもう過去に生きているのかもしれない。楽しかったころの思い出だけにすがって、昔好きだった作品や音楽などを楽しんで自分で妄想して自給自足をしているのが最近の自分の日常である。

 

最新のものは買えないし、そもそも好みに合うものが少ないため見ようとも思わない。

唯一ジャニーズだけは最新のエンターテイメントとして楽しんでいるが、それ以外は基本「懐古」ばかりしている。

最新のものは買えないし自分の好みに合わない、それならば例え細々とした活動であっても創作をした方が面白いのではないかと思うようになっている。

elkind.hatenablog.com

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