AKB48宮崎美穂「アイドルは体重増えたら仕事減る」
全盛期の容姿レベルやキャラクターの面白さで言えば宮崎美穂は確実に選抜クラスであり、自分自身もAKBにハマっていた時期は「推し」とまでは行かないがそれなりに好きなメンバーだった。
狂犬キャラ、反抗期キャラの時は本当に面白く番組のコーナーでもAKBメンバーにたてつくようなコーナーがあり楽しみにしてた自分もいる。
「おい篠田、とろべぇ大人買いしてんじゃねぇよ」
「アキバ48さんだっけ?」
こんな感じで狂犬反抗期キャラをやっていた時はまさに全盛期であり将来が期待できるメンバーの人だった。渡辺、宮崎、小野で歌ってる映像もあるがそれはまさにレジェンドであり、3人とも将来が期待できたが実際に生き残ったのは渡辺麻友だけである。
現在の宮崎美穂にもはや「みゃお」としての面影はない。まず最大の問題は容姿の劣化であり、年齢より劣化というよりも単に自身の体重管理の不足が原因である。
しまいには番組内で「宮崎大サーカス」としてダイエイット企画をやらされるほど激太りし、もはやアイドルだと見えない程にまで体重を増加させてしまい顔も頬の肉が主張し始めるようになる。
「ぶくぶくと激太りして、衣装も前が閉まらなくなった。1年で10kg以上太りました」
撮影前に篠田が2日感絶食しプロ意識を保ってた時に、カップ麺の食べ比べをしていたのが宮崎美穂である。
その結果テレビ番組内で「アイドルは体重増えたら仕事減る」と発言し、痩せて以降も人気は戻らなかった。宮崎美穂が失った時間はあまりにも大きい。
現在では「絶対にやめない」と宣言しAKBにしがみつく老害と化しており、ファンからの評判も最悪である。
しかし宮崎美穂がAKBに居座ることに安心している自分もいる。
正直AKBや女性アイドルにそこまで興味を持たなくなっておりAKBを見ても知らないメンバーばかりで、かろうじて知っている全盛期の生き残りを見ると不思議と懐かしい気分になる。
総選挙のシーズンになったときだけ昔を懐かしむが、その時やはり全盛期のメンバーがいると「まだ細々とやってるんだな」と安心する。
また一回スキャンダルあったメンバーのほうがファンとしても冷静に見れるという良さもある。若いメンバーに幻想抱くより、落ちぶれた哀愁漂うメンバーのほうが変な期待もせずに済むし昔を懐かしむのも楽しい。
全く選抜どころかその下のアンダーガールズなどにも入らなくなった宮崎美穂をみて「落ちぶれた」と思いながら諸行無常の人生の哀愁に思いを馳せることもまた一つの楽しみである。
バラエティ能力は非常に高く、キャラとしては抜群に面白かっただけに容姿をストイックに維持していれば今頃かなり人気キャラだったのではないかというイフの想像も面白い。個人的には「SONE」をやっていた時が好きだったりする。
全盛期はガチの美少女だったが「君写真と違わない?」と言われるまでになり、ついには完全に太ってしまいスキャンダルもあり人気は凋落していく。
「握手会も3人~4人程度がずっとループしている感じ。(太っていた時代にも来ていた人は)名前や顔を覚えて家族みたいな関係になった」
しまいには握手会も3,4人とループしている状態になり過疎時代を乗り越えたが結局全盛期の人気は回復できず、体重の増加と引き換えに仕事は減ってしまった。
それに加えてAKBというブランド人気もライバルの乃木坂や欅坂、若い新興グループに取られ本人も老害扱いされただひたすらに哀愁が漂う。
本人が悪いと言えば悪いがこうやって落ちぶれるアイドルを見ると、人生の諸行無常を感じずにはいられない。とはいえ過疎時代の握手会はそれはそれで面白そうであり、変にアイドルとして期待していくより「場末のアイドル」のような感じで落ちぶれた目立たないメンバーのところに行くのも面白そうである。
ツイッターなどをみても全盛期のメンバーが必死に「私の握手会は楽しいよ」とアピールしているが、客寄せに頑張ってるかつての人気メンバーを見ていると最新の人気メンバーより対応良さそうにも思える。
かつてテレビで人気者として映ってた人が落ちぶれて、地方の営業に来るような感覚で、そういう哀愁が自分は好きだったりもする。
握手会に行ったこともないしもう情熱もないが、もし仮に行くのであればそういった落ちぶれメンバーの所に行きたいなと思う。
そして宮崎美穂本人はこれからの人生をどう考えているのだろうか。
おそらくAKB48にありがちな「女優」という夢も叶わないだろう。
結局芸能界ではその他大勢に過ぎず女性アイドルは若くなくなれば需要がなくなる。
それゆえにぎりぎりまでAKBにしがみつきたいのではないだろうか。本人としても卒業後の仕事がない事は理解してるだろうし、これから更に落ちぶれていくのが現実だろう。
その内地方に営業にやってくるかもしれない。
ただ一度こういった華やかな世界を知ったメンバーはその世界を抜け出すことができない。高城亜樹のようにユーチューバーになるかもしれないし、小野恵令奈のようにキャバ嬢のようになるかもしれない。ある意味今後の落差が最も気になるメンバーの一人でもある。芸能界にまだ活路を見出すか、それとも新しい世界に旅立つか、宮崎美穂の明日は予測できない。