負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

ガンダムは子供受けの為にも食玩に力を入れていくべき

 最近久しぶりにお菓子コーナーを見たけど、結構最近の食玩が進んでいることに気付いた。昔は真っ先にお菓子コーナーに行っていたが、一番最初に見る場所が飲食品系になったとき大人になったなと気づかされる。

 

そんなお菓子コーナーで食玩を観察したのだがこんなに進んでるのかというぐらいにつくりが込んでいたりバリエーションが増えてる。今食玩市場というのは爆発的に発展してるようで、むしろ一般の玩具より食玩やカプセルガチャに力を入れているメーカーも多いと聞く。

普通の玩具とかプラモデルよりも買い求めやすいし小さいというのも人気の理由かもしれない。

おもちゃを買おうとすると高いけど食玩ならまぁいいかという心理に希求しているのだろう。

 

そしてその食玩も明らかに10年前より値段が高くなってる。手の込んだ製品になってるから値段が上がってるんじゃないだろうか。自分が買ってもらってた頃の特撮のミニプラは300円ぐらいだったけど、今もう400円近いのが相場になってきてるように見える。

また今のミニプラは作るための目安の時間が記載されてたり簡単に作れることが主張されており、自分で組み立てる事に楽しみを見出さない子供が増えたのかなとも思わずにはいられなかった。

 

そんな中で最近子供の間でほとんど流行らなくなっているガンダムは、こういった子供が真っ先に見る場所での露出を高めるためにもより食玩に力を入れていったほうが良いように思う。男性アイドル雑誌が書店で女性が多く見るコーナーに置かれているのと同じで、商品がメインターゲット層が多く見る場所にあるということは興味を持つきっかけにもなる。

今の時代テレビで放送してもプラモデルを作っても子供はなかなかガンダムに興味を持ってくれない。しかし食玩コーナーは子供ならだれでも見に行く場所であり、そこで見かけることで興味を持つきっかけになるかもしれない。

 

現状今の機動戦士ガンダムガンダムシリーズ食玩は大人向けや既存層向けのデザインになっており、子供にとっては自分より上の世代が買いそうな難しい雰囲気になっている。対象年齢15歳以上という物も多く、精巧であるが故に値段が割高であり子供は興味を持たないし欲しいとも思わない。

もう少しカジュアルに、特撮のミニプラっぽい雰囲気で出したほうが子供には手に取ってもらえるかもしれない。ガンプラをよりカジュアルにしたミニプラとして出してもいいし、今の子供はもはやガンプラを作るきっかけすら無くしている。

昔SDガンダムきっかけでガンダムに興味を持つ子が多かったように、子供の頃にガンダムに触れておくというのは有効な子供ファン獲得の手段になる。子供層に爆発的にヒットする食玩を開発できればガンダムは念願の新規層の獲得を果たせるかもしれない。少なくともアニメ量産化時代の中で子供向けガンダムを作って既存層からも見放されるよりはこちらの方が有効であるように思う。