負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

本格的に平成最後の夏が終わろうとしている切なさ

日本人にとって夏の終わりはどこか寂寥感を感じさせる風合いがある。

もしかしたら世界共通の物なのかもしれないが、夏の次に来る秋にそれほどワクワクするものが無いことと、子供の頃に夏休みが終わる寂しさを経験しているからかもしれない。

特に今年は平成最後の夏であり一つの時代の終わりを意味することが、その感情に拍車をかけている。

もちろんまだ今年が終わるわけではないのだが、夏が過ぎればあっという間に残された時間も過ぎていくだろう。

 

正確には「今年も」という表現が適切なのかもしれないが、不完全燃焼でまた夏が過ぎていきそうだ。夏をやり切った感じはしないし、まぁこんなものかというがっかり感の方が大きい。

特に自分の場合寂しさを感じるとお酒に逃げてしまうのでどうしても飲み過ぎてしまい、翌日が二日酔いの気分の悪さから始まることが多い。そのためどうしてもネガティブな感情が駆け巡り、自己肯定感が低下して虚しくなっていく。

いつまでもそんなことをダラダラ続けていても仕方ないので、気合を入れてなんとか起きようとする。これで起きれたときはまだ前日のお酒の量は控えていた部類だが、酷い時は夕方まで陰鬱さに支配される。

 

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本当に何をしているんだろうなぁと馬鹿馬鹿しくなるし、そもそも自分が平成最後の夏を盛り上げようみたいなテンションになってることも無駄に思えてくるし、現に夏は終わろうとしている。

そういえばなんか去年の夏も革命だとかどうのこうのいっていたが、結局反応は冷ややかな物で白けてるなぁと情熱を無くしていったことを覚えている。

今年の夏も一人馬鹿になっていろいろとやろうとしてきたもののそれほど響かず、何やってるんだろうなぁと後悔し始めている。まぁこんなものか、今時盛り上がろうとか厨二感がどうのこうのとか革命論だとか熱く語っても冷笑される時代だしなぁ。

 

そんなかんやで今年も大して盛り上がらなかったなぁというか、そもそも最近の日本のネットはROM専で終わる人のほうが多数派だとか、まぁ俺が絡みにくいつまらない人間なんだろうなぁとか。

大体一人ワールドカップ盛り上げるぞと言ってた時からスベッっていて、今時情熱がどうとかの時代でもないし、世間が盛り上がるのはそれこそバッシングの時だけだ。そういう風潮もまた今の日本社会をつまらなくしているのだろう。

いやそもそも大半の人は夏は予定があり、十分リア充を満喫できているからとかそもそも忙しいのではないか。

 

なんだろうなぁこの虚しさというか、空回りしてるダサさ。

正直もう自分の中で夏は終わっている気分だし、夏盛り上がれなかったなら秋祭りだ!とか言ったところでどうせ白ける事はもう予想がついてるような・・・。ユーモアある反応もっと増えて欲しいなぁと思うけど、noteとかでもノリのいい反応よりもただスキの交換だけで終わるし、そもそももうピクシブもめっきり反応減ったなぁとか、そもそも創作のやる気もあまり活気づかない。

 

そういえば去年の夏は一時的に創作熱が復活していたけど、今年はその気も沸かない。大体反応のしょぼさは予想付くし、今時厨二アングラ感!とか言ったところであまり理解してくれる人はいないし、そもそも利益にならない。

 

なんかもういろいろとダルいなぁとネガティブな感情ばかり湧いてくるけど、本当はこんな夏を送りたかったわけじゃないんだよなぁ。今年が始まったときはもっと夏は面白くなるだろうと思ってたというか、そうしようと思ってたけど結局惰性でここまできたな。noteとかも滑ってるし盛り上がろうぜとか言ったところで白けた結果にしかならないのはもうなんとなくわかってきた。

 

ただこれが夏ってもんなんだろうな。

大体子供の頃の夏休みだって色んなことしようとワクワクするものの、惰性でダラダラと過ごし結局大して予定もやれず終わって二学期が始まる。理想の冒険なんてゲームの世界にしかないし、そもそも宿題に追われる。

世間の子供たちは宿題に追われているだろうし、非リア学生は青春の夏が何もなく終わりゆくことを悔やんでいるだろう。

そもそも社会人はバカンスなんてないし、替りに現実がそこにあるだけだ。

うん、まぁこれが平成最後の夏の現実だ。