EU軍創設で、ドイツ軍国防軍復活の可能性キター
EUヨーロッパ連合が実質的にドイツ第四帝国だと揶揄されることは多く、ドイツの好景気や経済成長はこの連合システムによって成り立っている。
事実上ドイツがこのEUの鍵を握っており、舵取りはドイツに左右されている。
ある意味ヨーロッパをドイツが吸収し指導するというかつての夢は、皮肉にもドイツの暴走を抑えようとしたEUによって完成したことになる。
そしてそのドイツが次に見据える野望が「EU軍」の創設である。
彼らはヨーロッパ諸国を経済的にドイツに依存させる形で吸収し、現代版のアンシュルス(併合)を行い次は軍事力を吸収しようとしている。
ここに着々と「ドイツ第四帝国」建設のプロジェクトは進み、EU軍創設を最も要求しているのが何よりドイツなのだ。
ドイツ建前「周りが軍拡に向かう肉食獣ばかりな中、我々はベジタリアンだ」
ドイツ本音「ドイツ軍増強だと叩かれるからEU軍という名前にするぞ」
イギリスが2020年にEUを完全離脱する今、これが欧州を支配下に入れる最大のチャンスだろう。
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ドイツという国は非常に面の皮が厚い。
先の大戦は一見国民全体で反省しているかのように装っているが、「ナチスという政党が悪い」というのが彼らの本音であり徹底的にナチスを批判することでドイツ民族自体への批判は巧妙に回避している。
更に戦後は性懲りも無く、武器輸出大国となり世界中に兵器をばらまいている国だ。
御自慢の自動車産業も実際は「独ガス」と揶揄されるように数値を偽造していた。
更に軍拡を続ける中国とも癒着しており、最大の中国共産党支援国家である。
更にそろそろアドルフ・ヒトラーやナチズムを再評価する動きまで水面下で現れており、現に極右政党が総選挙で躍進している。
ヨーロッパ大陸を支配下に収めるという彼らの有史以来の野心は一度や二度、戦争で負けたからと言って消えるものではない。彼らゲルマン民族の血がそうさせるのだ。
EUにはフランスも属しているが、1940年から1945年まではドイツ領土だったため、ある意味元に戻ったともいうことができる。
ドイツに抵抗しているのはあくまでイギリスだけであり、フランスは自らドイツ領になることを選んだ。
そうなれば誰もが考えるだろう、あのドイツ国防軍の復活を。
やはり定期的にヨーロッパの歴史はドイツが何かをやらかさなければ面白くない。ワールドカップで優勝するだけでは飽き足らず、今度はリアルな戦いで彼らは優勝を狙っているだろう。
厨二病だと言われればそれまでだがやはりドイツはかっこいい、ミリタリーファンとしてはやはりドイツに頑張って貰わなければ困るのが本音だ。
仮にEU軍が創設され巨大な軍事力へと成長していくのならばそれは不謹慎かもしれないが楽しみだ。
むしろ軍拡を続けるロシアへの抑止力ともなるため、確かに平和のための軍事力だと言えないことも無い。
米中冷戦と、EUとロシアの冷戦というもが成立する時代に今後なっていくのかもしれない。
いつ戦争が始まるのかわからないという冷戦の緊張感は軍事技術を発展させ、それは科学技術をも進歩させる。実際冷戦によって誕生した技術は非常に多く、現代社会の根幹を形成している。
ドイツがEUという現代版コロニーによって経済成長を果たし国力を復活させるならば、軍事力もそこに続くのは必然だ。
ドイツ主導の新たなる軍事力が欧州に出現したときこれまでのパワーバランスに変化が訪れるだろう。
現在のサッカードイツ代表は世界最強のナショナルチームではあるが、移民も含めた多人種による混合チームでありかつてのようなチームではない。
まさしくそれと同じように今ドイツが作り出そうとしているEU軍も複数の国家からなる混成チームだと言える。むしろ実際のドイツ国防軍やナチスの親衛隊には多くのヨーロッパ人種が在籍しており多国籍の軍隊だった。
まるでその部分までドイツ軍の再来だと感じるのは自分だけだろうか。
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