負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

ワールドカップをスポーツバーで観戦してみたい

今年2018年の自分の中での最大のイベントは夏にロシアで開催されるFIFAワールドカップである。世間ではまだワールドカップムードにはなっていないが、一足早く既に盛り上がっている。

むしろ今年の楽しみは全てここに懸っているといっても過言ではないぐらいモチベーションは高い。

今からどう観戦しようかと計画を立てているほどだ。

 

まず本当はこのロシアW杯は元々現地観戦する予定でいた。そのためにロシア語を勉強していた時期もあるぐらいに本気でロシアに行こうとしていた。

そこから紆余曲折を経てこの計画は事実上不可能となり、国内観戦に切り替えることになる。現地観戦はロシアの次の2022年カタールワールドカップに出来たら良いぐらいに思っていて、とりあえず今年は国内で観戦する予定だ。

 

しかし自宅で見るだけなのも味気なくワールドカップ感がないのと、4年前のブラジルの時も同じことをしていたので今年は別の観戦方法を取ってみたい。

そこで思い付いたのがスポーツバーでの観戦だ。

純粋に居酒屋や酒場に行きたいというのもあるし、誰かとサッカー観戦する楽しさも味わえる。

 

そこで地元で調べてみたところスポーツバー自体の数が少ない上にサッカーを取り扱っているかもわからなく、あったとしてもかなり遠い場所にあるということがわかった。

近場に居酒屋やバー自体はあるものの、スポーツバーのようなしゃれた感じではない。

無いとは思っていたがやはり存在しないようだ。

ロシアでの開催となるとおそらく夜中の放送が多くなるため、交通手段も存在しなかったり深夜営業までしているところも田舎では少なかったりする。

自動車社会の地方ではお酒を飲むことが前提の移動はしにくいのが現実だ。

タクシー代を払ってまでスポーツバーで飲むとなると一試合の観戦につきどれくらいかかるのかというのは考えたくもない。

スポーツバー

ただ単に自宅でテレビ観戦するよりは思い出に残るが、結局は一人でテレビ観戦しネットを見ることが最適解になってしまう。つまり自分は4年前のブラジルW杯の時とまるで何も変わっていないどころか、むしろ悪化している。

今年もブラジルの時同様、バルサ避難所を見て過ごすか、ツイッターでアカウントは作らなくても今見ている人いるのかと調べるかが現実的だ。

 

フットサルサークルにでも入ってサッカー仲間がいれば一緒にワイワイできるが、サッカーにそこまで興味が無い上にお互い実家暮らしの友人だと夜中に出かけて行って観戦するというのも難しい。4年前の時は一応サッカー仲間がいたが、住む場所も変わり現実でサッカー仲間はいない。

日本国内でも選手の地元地域ならば観戦イベントはやっているかもしれないが、日本代表の試合が夜中だとすればなかなか難しそうではある。

Jリーグの地元チームの現地観戦に行けばそういう仲間も見つかるかもしれない。

J1ではなく下部リーグなので牧歌的な雰囲気で応援しに来ている人は中々個性的で友達になったら面白そうだが、こちらもいかんせん遠いので足が伸びない。

 

サッカーに熱い国はサッカーのために仕事辞めたり、ヨーロッパの場合はそもそもバカンスシーズンに入ってることも多かったりするので観戦仲間は集めやすい。

この一か月間、仕事も学校も行かずサッカー観戦に没頭しますという層は中々日本には存在しない。

皆でバルでお酒飲みながらサッカーを見るという文化はあまり日本では根付いておらず、こういうところは「阪神ファンやカープファンが集う居酒屋」のようなものがある野球が羨ましい。

若者やリア充の集まるスポットではなく、スポーツファンのおやじが集まるような緩い雰囲気の居酒屋があればよいのだが少なくとも自分の地域には存在しなさそうだ。

結局こういった楽しみ方は都会民である上に経済的な余裕がある層にしかできない。次のワールドカップぐらいまでにはそういう生活ができていたら理想なので、今回は仕方なくまた自宅観戦になりそうだ。

 

そもそもネットを見ながら観戦するのも十分楽しく、更に自宅ならば試合を録画できるというメリットもある。自分はサッカーの試合を録画して分析したり、早送りで見たりすることも好きなので過ごし慣れた部屋がやはり一番になる。

部屋でだらだら飲み食いしながらじっくり観戦するのも悪くは無い。

その代り飲むお酒とおつまみの質は高めたい。

 

自分はスペイン代表を応援しているのでスペイン産ワインとスペイン産の缶詰を用意して観戦すれば少しはその気になれそうだ。

都会だったらスペイン料理やスペインバルのようなところがあり、そこにスペイン人が来ているかもしれないしお店としても特別なイベントを用意してくれそうではある。もう一つ応援しているのがアルゼンチン代表だが、日本でさすがにアルゼンチン料理屋は限られているだろう。

 

こういう時日本で人気なイングランド代表やイタリア代表のファンやサポーターは仲間が見つけられそうで楽しそうだ。もっとも今回予選敗退したイタリア代表は出場しないが笑

スペイン人やアルゼンチン人の彼女や友達でもいたらこういう時楽しいんだろうなぁという思いもある。スペイン人以前に田舎なのでそもそも外国人がおらず、自分の身の回りでワールドカップムードを体験することはなさそうだ。

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頼みの綱はネットがどこまで盛り上がるかだ。

おそらく日本代表はグループリーグ敗退が濃厚なので、南アフリカW杯やリオ五輪の時のような日本選手団の活躍で盛り上がるという事は期待できない。

メッシやネイマールのような日本で有名な選手がどこまで活躍できるかに懸っている。ポルトガル代表は今強いのでクリスティアーノ・ロナウドが覚醒さえすれば盛り上がる可能性もある。

 

本田圭佑が出場するかも日本代表の関心を左右するだろう。ハリルホジッチ監督が選んでくれるか、それとも何らかのサプライズ選考があるのか。南アフリカの時の本田のようにスターになる若手選手が出てくれば良いが、個人的に好きな柴崎岳はそもそも選ばれそうにない。

本田圭佑の応援というのも個人的には大きなモチベーションになっているので、5月の本戦メンバー発表を待ちたい。

 

そして2022年のカタール現地観戦の計画だが唯一の不安要素としてイスラム圏はアルコールの規制が厳しいという事情がある。カタールはイスラム圏の中では緩い方だがスタジアム内でのアルコール類が禁止されるという話もある。

そう考えると近場で同じアジアの海外に行ってそこで飲むというのもありかもしれない。

例えば中国や東南アジアは海外サッカー熱が高いので、旅行を兼ねた非日常感を味わいに1か月間滞在するというのも面白そうだ。グループリーグは東南アジアで見て、決勝トーナメントからは中国のスポーツバーで見るという計画は壮大で楽しみになってくる。

とりあえず遠い先の事はともかく、今年は現状の環境で工夫して自宅でどれだけ満足のいくワールドカップ観戦ができるかに注力したい。

思っている以上に時間が無い、ワールドカップはもうすぐそこだ。

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