負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

居酒屋や焼肉屋で飲むライムチューハイの美味さは異常www

この世で一番美味いお酒が何かと言われれば、居酒屋などの雰囲気の中で飲むチューハイやサワー系列だと答える。

特にその中でもライムはレモンと並び定番中の定番だ。

よくEXILEや三代目JSBが「レモンサワー皆で飲んでそう」というイメージで語られ、もはやそれがエグザイル一族の持ちネタにすらなっている。

 

そのノリで行くならばライムサワーが自分にとって魂の飲み物になる。

ウォッカや甲類焼酎に炭酸水を入れて酎割のようなシロップを入れれば完成するなんてことのないチューハイでしかないのだが、これがなぜか焼肉屋などで飲むと一気に極上の味に変わる。

 

典型的な雰囲気補正であり、最初にまずは頼んで「これから美味しい料理が来る」という昂揚感を持ちながら飲むから美味しいのだろう。

やっとお店に到着してこれから盛り上がるぞというワクワク感の中でまずは飲み物を頼む、やはりこの時の昂揚感はたまらない。

そこでとりあえずビールではなく、とりあえずチューハイを頼むのが自分のこだわりだ。ビールの時もあるが少人数でそれぞれの自由な時はチューハイの中から選ぶことが多い。

 

ライムチューハイ

そこでやってくるラームチューハイのあの爽快感、薄緑や黄緑の綺麗な色合い、そしてライム風味の味が何とも言えない。何とも言えない薄みがかったあのグリーンはもはやエメラルドのような宝石の輝きにすら勝る。

そう考えるだけで飲みたくなってくるのだが、今日はお酒を断っているのでせめて妄想をしている。

 

そもそも自分はここ最近外食すらしておらず、実に1年以上一切外食をしたことが無いというドン引きされてもおかしくないような状態にある。田舎なので外食する場所が無い事と、あったとしても車が必要なレベルで遠い事、そして何よりそんなに外食にいってられないという生活の事情がある。強いて言うならば最寄りのコンビニやスーパーマーケットのイートインスペースで少し時間を過ごすぐらいだ。

焼肉屋でライムチューハイを飲んだのはそれこそ2年近く前になるかもしれない。だからこそ思い出補正も相まって、もう一度飲みたいという憧れになっている。

家で作るにしても結局面倒な上に、どうせ自宅で1人飲んでもそれほど美味しくは無いだろう。

 

やはりこれは「居酒屋や焼肉屋の雰囲気」という最大の隠し味があるからこそ美味しく感じるに違いない。お店で飲むと本当に特別な隠し味でもあるのかと思うぐらいに家で作るチューハイとは何かが違う。

もう一つ自分が好きな味があるとすればライチ味は外せないが、取り揃えてる店舗があまりないのでレアな味だ。

 

美味しいお刺身を焼酎のロックを飲みながら食べることも乙だが、庶民的な焼肉食べ放題に行ってライムチューハイを飲む、その雰囲気を想像するとお酒が飲めない夜はそれだけで楽しくなる。体を休ませたついでに節約するために飲まない日は、こうして想像上でお酒を飲むと少しは気分が楽しくなってくる。

ついに想像上でお酒を飲み始めた自分は、彼女も脳内で補っているので妄想の達人の領域にある。

自分好みの小説などは自分で書いたり寝る前の妄想で満足したりして、お酒は脳内で飲む、全てが自給自足であり自己生産コンテンツを満喫している。

 

その修行の結果もはや脳内でアルコールを精製できるように進化したのである。

人類の進化の過程で自分は新たな種族となったのだ。

そんな冗談はともかく場面を具体的に想像して飲んだ気になってテンションを上げる、こうすれば無駄に飲むことは避けることができる。それが今日の場合ライムサワーを焼肉屋で飲むというシチュエーションだ。

とりあえず酒に頼る前に、ちょっと明るい場面を想像してみる、そして今は我慢の時だと言い聞かせてストイックに飲まない日も必要である。

お酒を飲まない日というのはつまらない日ではなく、次また美味しく飲むための準備期間でもあるのだから。

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