負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

昔の玩具やおもちゃを調べるとワクワクする件

最近漠然と無気力状態にあったのだが、久しぶりにオリジナル武器を描いたり厨二病的な妄想やアンダーグラウンド感について書いていたりしたらちょっとだけ情熱を取り戻せるようになった。

自分がネットで創作をし始めたころの原点が懐かしくなって、武器を描くの楽しいなと再確認できた。アングラ感の妄想とか厨二病考察とか楽しいなとかここ数日そんなことを考えていて昔の感覚を取り戻しつつある。

 

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最近描いたのがこの氷属性の槍で過去作のリメイクでもある。

この武器を描いた後に「そういえば俺昔変形武器描いてたな」と思い立って脳内で構想していたら「特撮の武器」が急に懐かしくなってきたのだ。

ギミックある武器と言えば最近ではモンスターハンターのイメージがあるが、自分の中では「特撮の玩具や食玩って変形する武器多かったよな」という思いが芽生えてきた。

じゃあ自分の中で懐かしい特撮なんだと思って調べようと思ったのが「ビーファイターカブト」という作品である。

 

自分が武器を描く上で理想としているのは特撮ヒーローの武器でメカっぽいデザインが好きな部分がある。特撮の武器かっこいいよなぁと未だに思っていて、しかも自分が見ていた頃の物が懐かしい。

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そして感動したのが肝心のビーファイターよりも「ビークラッシャーデスコーピオン」という悪役のサソリのキャラがちゃんと出てきたことである。幼少期の頃に漠然と覚えているサソリのキャラクターが未だにかっこいいと思っていて正体を知りたかったのだが結構その界隈では有名なキャラらしい。

自分がこのサソリ型メカのイラストを描いたのも、漠然とそのキャラが懐かしくなったからだと思う。脳内に合ったスコーピオンキャラのイメージを元にこの絵を描いたはずだ。

 

ついでにムカデリンガーという悪役も覚えていて、ちゃんとビーファイター見たら最近の自分が叩きがちな日常アニメ見るよりよっぽど楽しそうだとも思った。無理に最新作見る必要ないんだよなぁ、と。

 

個人的にサソリという生き物には非常に思い入れがあり、デススティンガーというゾイドのメカも非常に好きで厨二感マックスなあのデザインには今もしびれる。

デススティンガーは実はウミサソリでガイサックという小さい方が本当のサソリという設定の様だ。ゆとり世代にとってデススティンガーってカリスマ的存在なぐらいに人気があった。

 

更にビーストウォーズにもサソリ型のキャラがいたと思って調べたら「スコルポス」と「クイックストライク」というキャラらしい。

このスコルポスの方は自分より少し世代が前の頃の物でおもちゃ屋に売ってなくて買えなかった記憶がある、そしてクイックストライクのほうは友達が確か持っていたはずで個人的に懐かしい思い出がある。

当時の友達がクイックストライク買ってもらってた時はすげぇと思ったし、ザリガニのギムレットも羨ましかったなぁというのが懐かしい。

 

ビーストウォーズの玩具の殆どが自分がキッズの頃だったからほとんど綺麗な形で残っていなくて、いつかオークションサイトかリサイクルショップを巡って買い集めようという密かな野望がある。

最新のおもちゃより自分が子供の頃に持っていたものを買い直すとか買えなかったものを買うというのは男の浪漫だと自分は思う。

この前もオークションサイトで100万ぐらいで未開封の特撮ロボが落札されたという話題を見たけど子供の頃のおもちゃって謎の思い入れあるよね。

 

このコラーダはさらに懐かしいなぁ、これ滅茶苦茶好きだったし祖父から買ってもらったときは滅茶苦茶興奮した記憶がある。サソリも好きだけど蛇はもっと好きで特にコブラは自分の中最強クラスに好きな生き物の一つ。

他にもデカいタコの奴とか凄く好きでビーストウォーズの思い出は本当に懐かしい、結局懐古なんだよなぁ。おかんにあのオクトパスのメカを無理言って買ってもらったときは本当に嬉しかった。

blog.goo.ne.jp

 

それにしてもコレクションとして今も綺麗に昔のおもちゃ保管してる人の家行ってみたいなぁ、こういうおもちゃレビューしてる人の家にガチでいってオタク講義聞かせてもらうのは夢でもある。

そして思ったのがちゃんと調べればまだネットもワクワクするところは多いね、捨てたもんじゃない。最近ネットつまらなくなったと思ってたけど昔の物で調べると結構コアな人はまだいるんだなと思う。

 

メタルインセクト

 

自分の中で最大級に懐かしいのはこのジャム社の「メカ昆虫シリーズ」でトンボとハチは持っていたけど田舎だったからバッタとカブトムシが中々買えなかった思い出がある。こういう古いサイトでテキストでしかリンクを貼れないような昔ながらのサイトってレトロ感あって懐かしいよなぁ。

 

しかもメカ昆虫は未来昆虫になったりメタルインセクトになったり同じ金型でもいろいろバリエーションがあるらしい。こんな色違いバージョンがある事は知らなかった。

自分の周りにあったのはまさにこの四色のタイプで、特にバッタメカが欲しくて欲しくて仕方がなかったけど遂に手に入れることはできなかったのもちょっとした懐かしい日々の出来事だ。

更にヘラクレスオオカブト版を手に入れた子が自分より下の学年に出たという噂を聞いたときは何とか見せてもらおうとそのクラスに行った思い出がある。

photozou.jp

 

でもバッタメカ今ちゃんとした写真で見るとそこまでかっこよくないなぁ。

やっぱ思い出補正なんだろうね、カタログか何かで子供の時に見るからかっこよく見えるんだろうと思う。こういう古いサイトちゃんとこれからも残っててほしいなぁ、昔見てたサイトが無くなってる時の悲しさは地元のお店が閉店すること並に寂寥感がある。

バッタメカ

 

おもちゃで調べると本当に懐かしい物が続々と出てくる。

とくにミニプラは本当に懐古感情を刺激する、しかもミニプラのちょっと大きめの物と更に小さいチョコボールの上に小さくついてる方の二種類がある。前者ラムネ一個入ってるだけでむしろミニプラのほうがメインなことが多い。

しかも結構オークションで高値で取引されていて、やっぱり男の浪漫みんな捨てきれないんだなってのはちょっと嬉しい。

その食玩についているような飴とか結構美味しいし同じ味無いんだよね。

未だに「メガレンジャーの食玩についていた飴」の味が懐かしくて、何味なのかわからないし同じ味を見つけられてないというのがちょっとした謎だったりする。ビーストウォーズの食玩についていたガムの味もいわゆる思い出の味だ。

食玩版のビーストウォーズ更に懐かしい、パッケージ見るだけで泣けてくる。

 

食玩で言えば確かガオレンジャーの今でいうガラケー型の変身アイテムと、ハリケンジャーの更にカブトライジャーとクワガライジャーの食玩も懐かしい。調べるとゴウライチェンジャーというらしく玩具版は見つかるのだが食玩版が見つからない。自分の勘違いだろうか、ミニプラで買ったような記憶があるんだよなぁ。

しかも手に入れた手段が特殊だからなおさら思い入れがある。

 

自転車に補助輪なしで乗れるようになって行っちゃいけない校区外に親に内緒で買いに行ったことが個人的なエピソードとして懐かしい。田舎だから近場にいい食玩を置いているところが無くて自転車で校区外に行くしかなかったのだ。

今の時代は地元の小学生までヘルメット着用になっていて、そんなことするガキいないだろうなぁとも思う。

「俺がガキだったころは上級生が自転車乗りながら片手でエアガン撃ちまくっててちょっと怖いと思いながらも憧れたもんだ」という治安悪い民度低いエピソードもある。

 

もう今エアガンが流行る小学校とかないだろうし、校区外にノーヘルで勝手に行く子いないだろうなぁ。そういうちょっとした冒険が今となっては懐かしいものになるけど、これも健全化の波なのだろう。

皆3DSでユーチューバー見る時代はちょっと寂しいよね、と思いながら昔のおもちゃ紹介してるサイトを見るのが楽しい。

bhb-kws.jugem.jp

 

yaplog.jp

買えなかったおもちゃ懐かしい論で言えばこのギンガマンのギガフェニックスとギガライノスも思い入れがある。

正式名称すらわからず漠然と「何かの特撮に出てきた赤と青のロボでそれぞれ5体ぐらいに分離する奴」というイメージだけがあってスーパー戦隊公式サイトを見てやっと正体が分かった。 これだよこれ、キッズ向けの本で見て憧れてたんだよなぁ。

 

でもこういう曖昧なイメージにありがちな事として、今見るとちょっと思ってたのと違うというケースが多い。子供の頃のセンスと今では当然違うしおもちゃのチラシでみるからワクワクするのだろう。

それで言えば近所のスーパーのチラシでおもちゃばかり映ってるのとかもう最近無いんじゃないだろうか。あのチラシだけで満足できた子供の時代は貴重だ。

コロコロコミックやテレビマガジンとか今どうなってるんだろうなぁ、今そういうの集めてみると面白いかもしれない。当時の物でもいいし最近の物でも面白そうだ。

 

コロコロは大人向けのコロコロアニキというものもあるらしいけど、だんだんと昔の物が大人になった当時の世代向けになって来てるのは最近よく見かける現象でもある。昔の物にしか興味が無くなると年を取ったという事なのだろうか。

食玩も今の方が間違いなくクオリティは高いけども欲しいのは中古でも昔の物だ。

リサイクルショップ巡りしたら更に懐かしい物が多いんだろうなぁ、ネットに載せていないようなものは絶対あるはずだ。

田舎の辺境にあるリサイクルショップに実はお宝が眠っていたみたいな話は聞くけど、「日本のどこかに面白い店がある」という幻想にも似た期待が自分にはある。

 

ゆとり論で言えば良く聞くのは「天才てれびくんで見ていた人懐かしい」という話で、橋本甜歌(現:てんちむ)が好きだった男子は多い。

「俺の中では未だにあの頃のてんかりんなんや・・・」と変化を受け入れられない人も多いのではないだろうか。今更ユーチューバーになられても興味が無いけど結構人気を博しているようである。

 

しかも調べてみたらワイの好きだった木内江莉という子が普通に結婚してて子供までいて、これが同世代に取り残されていく感覚なんだなぁと謎の失恋みたいな感覚にとらわれずにはいられない。

これだから嫌なんだよ、自分が同窓会に行かない理由はこういう同年代とか近い世代の近況知りたくないからというのが大きい。

天てれ戦士の現在調べない方がいい論をここに提唱したい、思い出の幻想が崩れるから。調べるとしたらやっぱり昔好きだったおもちゃとかゲームなんだよなぁ、レトロ趣味最高だぜ。SNSとかでも同世代チェックしない方が絶対いいよ、本当に無駄だから。

思い出の中に閉じこもることが最強なんや。

 

 

Pets!Pets! 〜魅惑の生き物の部屋〜

そんな思い出でいえば自分がもう10年以上も前に見ていたサイトが残っていた時のうれしさ。このサイト懐かしくなって定期的に見るけども、何を取り扱ってると言ったら「タランチュラ」や「サソリ」のような怪しい生物でガチで自分が消防だったころに見ていたのがこの場所である。

 

苦手な人は絶対見ない方がいいけどもとにかく写真が豊富で情報量も凄い。このサイト数年前見たときは結構画像が切れていたけど今年見れなくなった画像を補完してくれたらしい。しかもリアルタイムで別のブログとツイッターもやっていててかなりアングラ感がある。こういうのなんだよなぁ、今も探そうとすればちゃんと面白いところは見つかる。

 

このサイト見てた頃の自分は大人になったらタランチュラ飼おうという夢があったけども結局今も実現できていない。

ただこういう生き物やペット系のサイトは個人感あっていいよなぁとも再確認できたしたまに生き物系とか、釣り系とか調べると抜群に面白いんだよね。

猫はレアな血統種を取り扱ったサイトだといいけど昨今のユーチューバーで再生数稼ぐためだけに猫利用してる人は好きになれない。猫が好きではなく猫が好きな自分が好き系の人と違って、マニアックな生物は本当に好き感が伝わってくるのが良い。

可愛い猫も飼い主がでしゃばり始めるとなんか好きになれなくなる。

 

それにしても懐古サイト巡りは楽しい、プルーストの「失われた時を求めて」ではないけども昔からあるところは非常に面白い。ただ玩具系は更新が止まっているところが多くて、この人たち今何しているんだろうなぁという思いもある。それゆえに昔ながらのサイト感があって楽しいのだけれども更新止まった場所を見るとあの時代は返ってこないことにも気づく。

そう言う人たちは今SNSに移ってしまったのだろうか。

 

あとは無くなったサイトにいた人も行方が分からない。

昔ポケ熱(ポケモン熱狂的ファンはココが違う!)というサイトがあって、ポケモンチャットという場所があったような気がするのだがそこにいつもいた人が無性に懐かしくなる。ただハンドルネームで覚えているだけで連絡先も知らないしそのサイトが閉鎖されればもう完全に縁が無くなる。

 

正確なハンドルネームは間違っているかもしれないけど悟空、タカユキの2人はプルコギのこと覚えてるかなぁ。イツメン(いつもいるメンバー)として話してたけど何話してたかさえも覚えてない。なぜかこの2人だけは今も覚えてるけど今本当に何してるんだろうか、多分自分が一番落ちぶれてるだろうなぁ。

あの時代から小学生一人が育つには十分な時間が過ぎてしまった。

 

今のぽけりんキッズとか妖怪キッズもこういう懐古厨になって行くんだろうか。

ツイッターで「インターネット老人会」というハッシュタグを見つけたけど、自分より更に昔を知ってる人もいて尊敬の念を抱く。これは戦後初期生まれのお爺ちゃんが戦時中を知る世代のお爺ちゃんを更にリスペクトする感覚に近いのかもしれない。

 

今も昔を調べればこれだけ楽しい物があるということを再確認できたのは良い発見だった、特に昔のおもちゃ探しは楽しすぎる。こんなものまで残ってるのかという驚きの連続だった。

今度は懐かしのフラッシュ動画巡りでもしてみようか、きっとあの頃の感覚が少しだけ取り戻せるような気がする。