負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

負け組ワイの口癖「人生つまんねぇわ・・・・」

漠然と人生がつまらないという感情がいつの間にか日常の友人のようなものにさえなって来ている今日この頃の日々だ。

 

具体的にどう表現していいのかわからない程に、とにかくつまらない、人生がひたすらつまらないし夢も希望も見えてこない。楽しいことがガチでなくなってきており、ひたすら陰鬱になりかけてきている。

最近リアルにお酒以外で楽しいと思ったことがほとんどなく、何もないという言葉に尽きる。

何がつまらないのか正体も分からない、とにかくそれが普通の感情になってしまっていて唯一お酒を飲んでいるときだけ癒されるがそれ以外は楽しくないという極端な生活になっている。

何もしてないからつまらないのか、何かをしても上手く行かないからつまらないのか、それすらも良くわからない。口癖のように「人生つまんねぇな」と何もない日々に溜息混じりで言葉を発することしかできない。

 

スポーツやテレビ番組を見たりするのは楽しみではあるけども、それも最近お酒なしでは楽しめない。安酒と最低限のつまみを片手に、自分が好きな時代の歴史ドキュメント番組を見て「ここではないどこか」に思いを馳せる、そんな現実逃避しかやることが無い。

 

少し前はまだ輝かしい未来を思い描き這い上がろうとする気力のようなものはかろうじて残り火のようにあったが、最近「それいつの間にか消えてた」という事に気付いた。

もはや欲望と野心すらなくなりつつあるし、ポジティブは情熱はとっくにない。創作熱や人生変えていこうみたいな情熱もどこかで心が折れた。

少し前に語学熱があったときがあったけども、あれすらも無い。正直海外留学とかもう興味のカケラもない、頑張る心が折れてひたすら惰性しか考えなくなった。

留学熱と創作熱があったころはまだマシ、そういう拠り所すらなくなってもはややりたいことが無いし、新しいことを始める気力もない。

結局上手く行かないんだなという事に行き着くし、本当に諦めが早くなったと思う。

それを普通に受け入れてしまって、過去に合った負けん気すらなくなってきている。上手く行かなかったときの悔しさや反骨心すら消滅し、そこから新しいことを始めようとすら思わなくなってしまった。

 

カイジ「底辺は恥じゃねぇ!這い上がろうとしない底辺こそが恥・・・・!」

這い上がれば勝ち、勝ちなんだよ!

負けたからって屑じゃない可能性を追わないことがクズ・・・!

そんなことを思ってた時代すら過去のことで、這い上がろうとしないでカイジの地下労働で意識低く酒におぼれて居ついてる方の居住者になりつつある自分がいる。

 

何もする気が無いのにつまらないという感情だけはある、しかしそれを発散していこうというエネルギーが無い。即自的な酒という快楽にしか興味が無くなる。

そんなことをさっき書き尽くしたがその記事でも書いたように「つまらないと嘆くことが唯一の楽しみ」的な心理状態になっている。

もはや「つまんねぇ」と考える事しか唯一のモチベーションが無くなってきている。

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 有名な歌の替え歌で言えば「社会の底辺時代の破片が胸へと突き刺さる」と生気を失った顔で口ずさむ自分がいる。

カイジがコンビニバイトで「途中途中」と言い聞かせているが、その気力すらなくもうここが定位置なんだなという事に悲しみすら抱かなくなって来ている。

特に酒が入っていない時はすべてが陰鬱に感じる。

現実からスタート、輝いた未来云々よりも底辺をまず生きる、そう言い聞かせていられた頃ですらもはや過去の話だ。

 

負け組ブログ的な人で「世間では底辺扱いされる年収300万」みたいなことを書いている人がいて、300万もあるのかよと逆に驚いた。こちとらあと2,3か月しかネット代払えねぇだろうなというレベルだぜ。

年収が低ければ負け組扱いされる現実というけども、年収という概念すらないのが自分だ。

 

かつては当たり前にあった結婚や家族というものも高級品と言われる時代、社会の一員に慣れてる気がしない人が大勢存在するだろう。

しかしまともな人間になろうとする気力すらもう失われている。

もう俺って人権ないんだなって思う、それぐらいどうでもいい存在で社会に置いていかれるだけでしかない。

 

戦後高度経済成長期に日本人皆が裕福になろうとしてた方がよかったし、エコノミックアニマルだった時代はなんだかんだで幸せだったんだと思う。経済とアイデンテイティを失った日本人はこれからどうしていけばいいのだろうか。

そんな日本人とか社会とか大きなことを考える前に、しっかり自分のことを考えることが本当は大事な事なのだろう。

しかしこれと言ってやりたいことや情熱がもはや枯渇している。

もう悠長にやりたいこと探して自分探ししてる段階でもないのだが、最低限少しでも面白そうだなと感じるものがもう周りになくなってきている。

興味関心が無く無気力、情熱すらない、ただ諦めにも似た感情とつまらないという溜息がそこにはあるだけ。

「隕石落ちて消え去りたい」みたいな新聞の投稿で有名な文章があるけども、まさにその心境についに到達した。

惰性という言葉すら下回る良くわからない何か、もはや自分が何なのかわからなくなってきた。漠然とあったなんらかのエネルギーが完全に「つまんねぇな」という感情に変わってしまったのだろう。