負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

ゲームをするよりもイラストを描いたほうが良いことに気付いた

ここ最近自分の趣味について新しい考えが浮かんできている。

「どんな趣味をした方がいいのか」という効率を突き詰めて言った結果、改めてイラストや絵を描くことは良い趣味なのではないかという事である。

 

ここ最近の自分は物心ついたときから好きだった絵を描くという事に対して冷めており、絵を描くこと自体が嫌いになっていた。もうペンタブでイラストを描いたことは1年以上も前になるのではないかというぐらい絵を描くことから遠ざかっている。

 

しかしここ最近になって再び絵を描きたいと思うことが多くなっており、やはり自分が好きなのは絵を描くことだと気付かされ始めてきている。絵は自分にとって唯一無二の表現手段であり、真剣に極めるならばやはりゲームより絵が良いのではないかと考え直してきている。

本当に自分が表現したいものはやはり絵の方がやりやすく自由にできる。ゲーム以上に好きな表現がイラストはできる、その自由度の高さはゲームにはない。

 

結局のところ自分は自己顕示欲の塊であり人に見せるためや評価されるために創作活動をしている部分があるし、ゲームもいつか人に自分のプレー動画を見せたいから技術を鍛えて練習している。

本当に趣味で自己満足で描いているならばわざわざピクシブに投稿していないわけであり、ネット上に創作を投稿している人は全員自己顕示欲や承認欲求の塊なのである。

 

自分自身創作をしてていて思うが、それは100%断言できることであり「自分の好きなことやってます」というスタンスの人は所詮ポーズに過ぎない。

評価されるためにやっているし、承認欲求のためにやっている、自分はそう開き直っている。下手に隠すよりもその部分について正直になったほうがいいと思うし、イラスト投稿者なんて自分も含めてそんなもんですよ。

 

そう考えたとき評価されることや人に見せることが目的ならば、もはやゲームさえやめてイラストに集中したほうが良いのではないかと思うようになっている。

正直今自分がやっているFIFAというゲームはユーザーが限られていて、なおかつゲーム動画としてそこまで需要がない。

FIFAで真剣に自分のサッカー極めてそれを動画にしたところでおそらく見る人は限られるだろうし上を目指してもきりがない。

 

自分はFIFAで理想的なサッカーを追求したいと思ってこれも創作の一環だと思っているが、実際サッカーゲームのプレー動画を見てその質や創造性に気付いてくれる人が多くいるかと言えばそうではないしそもそも現実のサッカーを見たほうがよほど楽しいのである。

結局ゲームの動画というのは投稿している人自体の面白さによるところが大きく、真剣に内容を見ている人はそれほど多くは無い。ゲームプレーの質で評価してくれる人はそこまで多くはないし、キャラの面白さを見ている人が大半である。

 

またいくらゲームを極めたところで、それは本当に自分が表現されているとは言えず自分の考える自己表現とは程遠い現実がある。いくらゲーム内で華麗なサッカーをしたところで、自分がサッカー選手のように扱われることは無い。

FIFAやゲームは息抜きだと割り切って本当に極めるべきなのはイラストだと考えたほうが良いのではないか、最近の自分はそう考えている。

 

FIFAだと見ている人はサッカーゲームファンに限られるし、自分の表現したいこともサッカーをある程度知っている人にしかわからない。

かといって他の興味のないゲームを人気の為だけにする気にもなれない。

 

一方でイラストや絵の技術というのは絵が上手ければ様々なジャンルについて表現することができる。「需要がない」ということに気付いた場合、簡単に需要のあるジャンルに移行することができる。

FIFAはそればかりやっていてもサッカーゲームでしか通用しないスキルであり、そのシーンで評価されなかった場合何の意味もなくなるが絵の場合ある程度基本的スキルがあればいろんなものを描くことができる。

イラスト

ただそのイラストも今まで通り再開するかと言えばそのつもりはない。

最近思っているのが「専門学校に入ろうかな」ということであり、デジタルイラストやCGを専門的に教育している機関に入って基本から鍛え直したいと思っている。

ピクシブやネットにおけるイラスト投稿をやって気付いたのが「もう素人の手作り感に需要は無い」という事であり、専門的な技術が必要になる時代に突入している。

 

「下手だけど中身や工夫を見てください」というスタンスでは誰も興味を持ってくれないし評価もしてくれない。結局のところ画力が最も重要なスキルであり、この問題は避けては通れない。今の時代に創作活動を行うならばどのジャンルでも最低限のスキルが必要であり、もうインターネットというのは素人がアングラで投稿する場所ではなくなった。

プロと同じ土俵で勝負しなければならないわけであり、見る人の目も肥えておりこの時代の変化には適応していかなければならない。

 

素人レベルの事をやって数少ない人が見てそれで満足ならばそれを永遠に続けていれば良いが、自分が目指しているのはそこで満足することではない。

サッカーでいえば草サッカーをしてサークルで楽しくやっていれば良いというわけではなく、本当にJリーグに所属して海外に行って日本代表に選ばれるようなことを目指している。

自分の創作を使って本気で何かをしたいと思っているのが自分であり、素人レベルで自己満足をしていてももう面白いと感じられなくなっている。

 

絵はゲーム以上に見てくれる人がいるし、やはり自分に向いている分野でもある。

創造や表現を目指すのであれば自分にとってその手段はゲームではなくイラストであると改めて気づかされた。

いくらゲームで上手くなったところで自分の人生には先がない。

先があるとすればまだイラストの方が可能性がある。

本田圭佑が「自分は成り上がるためにサッカーをしている」と公言していたが、自分もまさにそれで成り上がってもっとデカいことをする為にわざわざ人に見せる形で活動している。

本田圭佑という人間を大きくするための手段がサッカーであり、エルケン、つまり自分を大きくするための手段が文章や絵である。

 

何の野心も無ければ投稿する必要もなく見せる必要もないわけで、野望があるからわざわざ人目に付く形で活動している、それは隠すこともない素直な実情である。

そう考えたとき自分が成り上がれないジャンルで勝負しても仕方がないし、これ以上可能性や見込がないならばきっぱり辞めたほうがいい。ゲームは自分が勝負する場所ではないと割り切ることも必要でありいろんなことをどっちつかずで中途半端にやっても今日と同じ明日がやってくるだけでしかない。

 

これもまた本田圭佑が言っていたことだけども「成り上がるためにサッカーをやっていたら、サッカーが好きなことに気付いた」というのと一緒で、改めて絵の面白さに気付かされた自分もいる。

絵は成り上がるために描いてきた結果、成り上がれなかった。それゆえにモチベーションを無くしてしばらく絵から遠ざかっていた。

それでもある日「また絵を描きたいな」と思う時がやってきた。

ワールドカップに負けた本田が絶望の中でサッカーをしてたら、ふとその純粋な面白さに気付かされた。

それと一緒でイラストで成り上がろうとして夢が叶わず落ち込んでいたら、なぜだか不思議とまた絵を描きたいと思うようになった。もう絵なんてやってもこの分野で通用しない、そう諦めかけていたら時間はかかったけどもまた絵を描きたいことに気付かされた。

 

まだこれからの計画については完全に不透明で学費をどうするのかとか生活拠点をどうするのかとか、何をしていくのかというのは決まっていない。

ただそれでも唯一明らかなのが「やっぱり自分は絵だな」ということであり、文章や絵の様な手段で評価されたいし勝負したい。

今度は本当に極めようと思っているしこうやってブログを書くことも文章力を上げるためであり絵の方も専門的な教育を受けてしっかりやり直したいと思っている。一度夢破れた人間のリベンジとして今度はもう一度準備を整えて挑みたい。

 

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