負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

オタクが声優に親近感抱いてるのって滑稽だよな

ここ最近のアニメといえばとにかく声優至上主義であり、声優を応援することの敷居は昔に比べて下がった。なる側も簡単な動機で目指し、応援する側もとりあえずファッションで応援しているというのが今の声優や声豚である。

 

特に今の女性声優界は酷い。

量産型声優が消耗品のように使い捨てられ、現れては消えてゆく女性声優たちをもはや覚える気にもならない。その上スキャンダルも非常に多く、声優養成所時代は遊びまくっていたりそもそも成人向け動画に出演していたりする。元々声優と言えばアイドルくずれ、芸能人崩れが仕方なくやる物であり枕営業なども多かった業界であり元からクリーンではなく下仕事の業界である。

しかしそういう下仕事の時代を生き抜いた声優には「私はメインでは成功しなかったけども声優では頑張る」「見た目は大したことがないけどその代り声では頑張る」という気概があった。

 

それが今や声優に動機はアイドルのようになりちやほやされるためであり、もはや芸能界と変わりがない。最近の声優の言動を見るととにかく自分を大物と勘違いしており、世間的には所詮無名でしかないのに芸能人気取りの無名声優が多い。

「声優ってこんな偉そうだったかな」とその変化は悲しい物がある。コスプレイヤーは特にそうだと言われるがこういう狭い業界で人気者になっている人ほどちやほやされて勘違いし姫になっていく傾向がある。

声優が悪いというよりも、過剰にちやほやして群がるオタクが悪いというのが真実だろう。

 

芸能界や普通の世界とは違う2.5次元の世界があるとアニメオタクは語っているがその内実声優養成所では遊びまくりの連中がこの業界に集まっているだけである。

その上「写真撮影NG」などアニメ業界以外からは無名の人間が大物気取りでファンに苦言を呈する、そんなくだらない世界が広がっている。女性声優のアイドル気取り、大物気取り、芸能人気取りはそれだけ声優という存在の存在感が大きくなった証左でもあるがそれゆえにに昔の声優に比べて勘違いが甚だしいと感じずにはいられない。

 

もう声優もアングラな業界ではなく普通の芸能界と同じようになっている。いろんな文化が今の時代均質化しているが声優もより一層アイドル化してきている。

いわゆる声豚は「今の声優はアイドルよりかわいい」と謎の自慢をしているが、それは逆に言えばそこまで可愛いならば当たり前に彼氏がいてこれまでリア充だったという話である。

2.5次元の美しいアイドル声優を持てはやしているが実際の所養成所時代は遊びまくり、ある程度出世したらナイトプールに行きまくるのが現実だ。彼女らは本質的にリア充への憧れがあり、ちょうどいい食い物なのである。その食い物を「自分たちの味方」と応援しているのが昨今のオタクであり見ていて非常に滑稽である。

また声優の中には少数ながら昔は地味だったような人もいるが、こういう女性ほどいざちやほやされだすと壮大に勘違いして遊びまくる傾向にある。とくに女性は化粧をしてあか抜けて髪型を変えれば別人のように変わる、そしてそれに伴い人格まで変わるのだ。化粧は女性を強気にさせる、かつて陰キャだった女性ほど大胆に変貌するのだ。そしてこういう人を「俺らの味方」と応援するオタクは実に滑稽に映る。

 

しかし自分も数年前までは声優に興味があり、好きな声優もいた。

決して最初からオタク文化に批判的だったわけではなくむしろオタクの一員だった。だがあるとき冷めるのである。もう声優も普通のアイドルと変わらない、そこには目を背けたくなるような現実があることに気付いた。

異性のアイドルや声優を応援しても何も満たされない、自分はただのモブキャラに過ぎない。そして当人たちはちゃっかりリア充生活を満喫している。擬似的な恋人を求めてアイドルや声優を応援することの虚しさに自分は気づいた。

結局異性のアイドルを応援することってスキャンダルがあったり自分が冷めた後は何も残らない、そして自分の成長もどこにもない。自分には彼女らがいるから満足だと思ってしまうのだ。

いずれ裏切る、いや現在進行形で裏では遊んでいる人々に大金も時間も使うのはばかげてる、その基本的なことに気付いたのである。

 

またインターネットにおけるオタク文化も大きく雰囲気が変わった。

冒頭に声優はなる動機が軽くなり、声豚は応援する動機が軽くなったと書いたが本人たちも変わりファンも変わったというのが実態だろう。典型的な日陰者ほど力を持つとイキりだすパターンで、「声優はかわいい」「声優はおもしろい」とひたすらアピールしまくって過剰に持てはやしている。声優を持てはやせば自分も凄くなったと勘違いしているようなイキりオタクも増えたのだ。

鉄道オタクが勢力を増してマナーが悪くなって、オタク仲間といるときは自分がヤンキーになったぐらいに勢いづくようになったが、声優オタクもまさにその類の人種だ。皮肉なことにかつてヤンキーがやっていた「つるめば強くなる」という手法をいい年してやっと気づいてやっているのがオタクなのである。

「オタク仲間から凄いと言われたい」という奴ばかりで、今まで満たせなかった承認欲求をオタクコミュニティで満たしたいだけなのである。女性に興味をもたれたいという欲求もなぜか「アイドルに覚えてもらいたい」という謎の方向に向かい、彼らの努力は意味不明である。

強くなりたいという思いも、女性に興味をもたれたいという思いも何ら悪い事ではないがオタクの場合、オタク同士でつるんでイキることアイドルに覚えてもらう事にその情熱が注がれる。これが現在の声優や声優ファンの実態であり、非常に滑稽だと言わざるを得ない。

elkind.hatenablog.com

elkind.hatenablog.com