負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

今の時代って英語できる人は無数にいるんだよな

自分は日本に置いては間違いなく英語が得意な部類には入る。おそらく日本の全人口1億3000万人全員の英語力をランク付けした場合自分は上位5%には入るだろう。

正直に言えば自分が得意というよりも、周りがそこまで得意じゃないというのが実態だ。国際的には稚拙な自分の英語力でも日本人基準ならば上位層になってしまうのだ。

 

しかしそんな自分もその上位5%の中では最下層の人間なのである。

これはゲームにおいてローカルコミュニティでは強いユーザーでもオンライン対戦になった途端下手な部類になるのと似ている。リアルでは強い部類でもガチ勢が集まるオンライン対戦ではほとんど勝てなくなる。上位に行けばいくほど真の上位との差に絶望させられる。

つまり英語はそういった「英語ガチ勢」が凄まじく、本当に英語が好きで毎日真剣に勉強してTOEICの高得点や英検1級などを目指して勉強している人が大勢いる。また帰国子女や、幼いころから英会話教室で鍛えていた人や留学帰りのライバルも存在する。

所詮身の回りに比べえて英語が上手いレベルの自分は本当の上位層に比べたら雑魚なのである。

 

結局のところ単に英語ができる人材は日本だけでも無数に存在し、本当に極めている人は自分の何倍も上手い。

更に言えば自分はそもそも英語が好きではない。熱心に勉強していた時期もあったが英語そのものの魅力よりもビジネスで使えるからという実用的な理由であり心の底から英語が好きなわけではなかったしアメリカやイギリスなどのアングロサクソン文化にもそれほど興味は持てなかった。

勉強になるからと無理に洋楽を聞いたり映画を見たりしていたが結局本当に好きになることはできずいつの間にか勉強することから遠ざかっていた。英語を覚えたところで本当に英語圏に興味があるわけでもなく、具体的にどのようなビジネスで使うのかというビジョンもなかったのだ。サッカーもイングランド代表やプレミアリーグはそれほど好きでもなく、好きな選手は英語圏の選手出ないことが多かった。サッカーにおいても英語にはモチベーションが持てなかったのだ。

「本当に英語が好きでやっている人」や「海外生活経験がある人」には未来永劫勝てないのである。

 

逆に自分が本当に好きだったのはラテン文化やスラブ文化である。最後のギリギリまでスペイン語とロシア語で迷ったが結局スペイン語に決定した。

世界的な需要もある上に、自分自身がスペインや南米に対して非常に興味がありスペイン語そのものが魅力的であった。結局役に立つから仕方なく勉強するという方法は続かず、本当にやりたかった言葉への未練がある。

今自分は英語の勉強をやめてスペイン語に集中することを決められて心が晴々している。本当に好きな物を学べる、それがどれだけうれしいことか。

そういう意味で世の中本当に英語のことが好きで英語を熱心にやっている人には絶対的に勝てず、そもそも英語を勉強している人の数は多い。そういう中で仕方なしに勉強している自分は英語の中でさえ「その他大勢の下層」に過ぎないのだ。

逆にスペイン語ならば本当に好きで上位を極めたいという程気に入っている。更に日本ではライバルも英語に比べて少ないため希少性が確保できる可能性がある。

また英語も完全に捨てたわけではなく、例えばスペイン語の勉強に英語で解説されたページを参考にすることもある。英語とスペイン語は欧州の言語であるため日本語で解説されるよりは英語で解説された方がわかりやすい。

つまりスペイン語を勉強していたらいつの間にか英語も上手くなっていたという好循環も発生するのだ。

 

真に自分が狙う領域は「トライリンガル」である。

今の時代母国語と外国語が1つ話せるのはもはや当たり前、それが世界的にメジャーで義務教育でも施されている英語ならばなおさらだろう。日本語と英語の組み合わせで上手い人はいくらでも存在するのだ。

しかし英語に加えて第二外国語までできるトライリンガルとなると極端にその人口は少なくなる。

今は英語プラスアルファで何かができなければならない時代だ。言語をメインに通すならば英語にプラスして第二外国語を操ることができるトライリンガルが求められる。今の時代言語で他者に差をつけたければトライリンガルであることが必要になるし、英語だけを極めるならば英語にプラスして他の技能が必要になる。

 

もはや英語ができるだけの人は大勢いる、特に他のアジア諸国は英語熱が高く日本基準では世界に通用しない。英語ができればいいだけの時代は終わった。これから翻訳ツールも発展する為、少し英語ができるだけでは需要はどんどんと減っていくだろう。

外国語で生き残りたければもはやトライリンガルを目指すことがスタンダードな時代が来るはずだ。誰もが学ぶ英語では差をつけにくい上に上位層は非常にハイレベルになっている。今は小学生でも当たり前に英語を勉強している時代だ。英語だけでは将来的に人材過多の時代になり希少価値は激減する。

これからの外国語学習は英語にプラスして何かストロングポイントを見つけなければならないだろう。

 

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