負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

最近の若者はなぜ戦争アニメを見なくなったのか

よくガンダム好きの知人と議論を交わすことがあるけど、とにかくもう今の若者は「戦い」にそこまで興味がなくなっているという答えに行き着く。アニメを見るときにそこまで難しいことを考えたくもないし、そんな辛い事を見せられても癒されないという考え方になってきている。

 

実生活で疲れてる中で難しいアニメを見せられても更に疲れるし、今のアニメはとにかく簡単にてっとり早く異性のキャラクターが楽しそうにしてるのを見たいだけ。

男はけものフレンズみて、女はおそまつさん見る時代。ゆるい異性のキャラクターがワイワイして、その声優の音声を楽しみたいだけになっている。

 

今時ガンダムのようなロボットや戦争を題材にしたアニメを見て考察するような濃いオタクはもういなくなって、オタク界やアニメ界ですら一般リア充的な薄っぺらい世界になってきたというのが現代の流れでもある。薄っぺらいというか、カジュアルにてっとり早く最優先のものを即自的に楽しむ時代でアニメのファストフード化ともいう現象が起きている。

数は倍増したが質は半減したというのが今のアニメ界で、逆にメジャーコンテンツのほうが濃い世界になってきてもいる。昔はそういうマイナーな世界の方が好きだったけど、今逆に超有名な芸能グループのほうが好きになって結局メジャーな物って面白いんだなとも思うようになっている。

 

若者が戦争アニメや戦いを題材としたアニメにそこまで興味がなくなったのは結局のところ見るのも疲れるし、それを見たところでSNSでコミュニティを形成できないというのがある。

語るのが難しい物はなかなかコミュニティが成立しにくい。結局誰もが簡単に意識低く語れてうわべの定型文で擬似的なコミュニティの一員感を味わうのが今の目的になってる。もうオタクすら何かを人とやらないと駄目なコミュニケーション重視の時代になってきていて、難しい戦争アニメはそれがやりにくい。

なんJで定型文で会話するのが流行ってるのもコミュ障にとっててっとり早く会話した気分になれるからであって難しい会話スキルが必要な物って今は求められていない。

議論とか考察とかそういうことはもう難しくて面倒なものでしかなくててっとり早く「癒し」「コミュニケーション」を得られる底の浅い物が今は人気になっているしそこに人が集まる。

 

日常アニメやハーレムアニメ、異世界無双アニメが乱造されてアニメを見ることで苦労したくないんだろうなという時代になり、耐えながら考えながらアニメを見たくないのが主流意見になってきている。アニメの世界まで戦って喧嘩しないでほしい、それじゃ癒されないという時代。

いわば戦いを題材にしたアニメは肉料理であって皆肉食じゃなくなってきている。

日常アニメやハーレムアニメは甘いお菓子で、戦争のないアニメは菜食主義者向けの野菜食で肉は胃もたれするからお菓子と野菜だけ頂戴という時代。

 

戦争とかロボットとか兵器とか、銃とか、軍事苦手な菜食主義者が増えたし、軍事が好きなようで実は艦これみたいにそこに付随している萌えキャラが好きなだけだったりする。

重厚な肉料理、つまり戦争を題材にした料理は敷居の高い物でもう限られた人にしか需要がない。肉興味ありません、スイーツ好きですとか、健康志向で野菜食べてますみたいな人がアニメオタクやゲーマーでも増えたのかなと思う。

ただこういったアニメオタクの戦争離れが進んだ反動として十年後ぐらいに逆に戦争アニメや戦い題材にしたアニメって面白いという再評価の流れが来る可能性もある。今極端に日常アニメや声優重視アニメが量産されてる中でいずれ飽きられる日が来る。その時にどのような時代やトレンドがやってくるかは楽しみである。