負け組ゆとりの語り場

社会に取り残された男が日々を語る

ポケモン赤緑→口伝にデマが広がる ポケモンGO→ネットで最適解が広まる

最近のゲームが昔ほどワクワクしなくなったりゲームの世界に深遠な世界が広がっているように感じなくなったのはもちろん自分が大人になったからである。

ただその一方でゲーム側にも理由の1つがあるように思う、確実にゲーム文化を取り巻く環境は変わった。

その理由はネットの普及とオンライン対戦の実装だろう。良い面はいくらでもあると同時に、悪い面がないともいえない。昔の環境だから今以上にワクワクした部分があったことは一つの事実であり例えばゲームにおけるデマ情報などは本当に減ったなと思う。

例えばポケモンシリーズならばダイヤモンドパールぐらいまではデマ情報がありワクワクしたし、裏ワザなども口伝で広まっていた。しかし今や一夜にして最先端の攻略情報が出回りユーザーが競うように攻略しすべてが解き明かされてしまう。

ゆっくり自分のペースで楽しむのは完全にネットから遮断しなければならないのだがいつまでもそうしていることはできない。

赤緑、金銀、RS、DPまでの時代は怪しげなデマ情報も飛び交っていたが今やポケモンはどれだけレートを上げるかが全てになってしまったともいえる。

ポケモンGOに関してもネットですぐさま最適解が広まり、リアルコミュニティにおけるデマ情報の流布などはかつてに比べて衰退している。

 

ポケモン赤緑ポケモンGOのブームは比較されるが違う部分も数多くある。

3DS時代、スマホ時代ではネットの発展によりデマ情報もなくなり、バクもすぐ修正される。

怪しい部分や危ない部分がなくなり、ただ正確にただ高速に発展していくだけになった。いろんなものが整備され健全になっていく。イレギュラーなものはどんどんなくなりネットですぐwikiや攻略サイトを調べて簡単に全部が終わってしまう時代。これでは難しいゲームをクリアできなくなる子供が増えてしまうのも仕方がないと言える。

ゲームは何が面白いのかというのは様々な意見があるが、昔の環境も今となっては懐かしく感じる。かつて老害や懐古厨を批判していた自分がいまや完全に過去を美化する世代になってしまった、それゆえにまずは自分の情熱がなくなってしまったのだろう。ゲームもゲーマー文化も変わったが、まずは自分が変わった。

情熱があった頃ならなんだかんだで現代に適応して人一倍楽しんでいたかもしれない。決して今面白いゲームがないわけでもないし、ゲームをやっていないわけではない。大人になれば求める者や楽しみ方も変わる。ポケモンはこれからも時代に合わせて変化し続けていくだろう。変化を拒んで消えゆくよりは、大きく変化してでも時代の中で生き残っていくコンテンツであってほしいと思う。