最近のルペンが悪者だという風潮www
最近フランスの大統領選が熱い。
ついにフランスで極右政権が誕生するのではないかとささやかれており、ヨーロッパの歴史のみならず世界情勢さえ左右するのではないかと言われている。
「フランスがくしゃみをすればヨーロッパが風邪をひく」と言われるほどその影響力は絶大であり、EU創設に音頭を取ったフランスのEU離脱は欧州の崩壊を意味する。
そのため日本でもこのルペンや国民戦線に関する報道が過熱しており最近でもNHKでその特集が組まれた。それを見て思ったことは無理に国民戦線を極右として煽り、その支持者が惨めな負け組や社会のはぐれ者として強調しようとしすぎていたことだ。
その上その後に憲法9条創設のドラマというような特別ドラマを宣伝するのだからお察しである。
現代の左派というのは自分たちが進んだ考えの持ち主で社会の上位層という自負がある。NHKの社員もまさにそういった既得権益層なのであろう。それゆえに徹底的に負け組を見下し排除する。
それでいながら彼らは弱者の味方という綺麗ごとを口にする。
そういったインテリ特有のスノビズムに誰もが飽き飽きしている。
今左派の本場フランスで左派の地位が盛り返しているのはそのような背景があるのではないか。もう誰も綺麗事に騙されなくなってきている。